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今回のリリースのハイライトは、新しいリカバリマップ機能と RESQMLデータローダーによる解析時間の短縮です。また、お客様から多く求められていた使いやすさの改善やバグフィックスが含まれています。
Tecplot RS でリカバリマップが利用可能になりました。RM (Recovery Map) という新しいトグルスイッチが KSUMオプションと KAVGオプションの下に含まれています。リカバリマップを使用すると、特定の変数のリカバリー率を素早く計算し表示することができます。
Tecplot RS は IJKグリッドジオメトリを RESQMLフォーマット (*.epcファイルおよび関連する .h5ファイル) で読み込むことができます。現時点では、RESQMLファイルから読み込まれるのはグリッドジオメトリのみですが、坑井ジオメトリを含む関連グリッドソリューションデータを Eclipse形式の .initファイルおよび .unrstファイルから読み込むことができます。
Tecplot RS 内部の日付情報の読込みと保存機能が変更されました。この改善には、時刻 (HH:MM:SS) の読込み、日付の Excel days (ユリウス日の固定オフセット) での保存、日付書式オプションの新しい書式オプションが含まれます。
XY変数プロットタイプのサイドバーでズームロックを利用できるようになりました。範囲をズームした後、ロックを押すと、一時的に X軸が選択した範囲に固定されます。
エンティティまたは XYエンティティと XYサブセットの完了に対して、坑井または完了データの平均をとるときの “Ignore Zeroes” (ゼロを無視する) にオプションが追加されました。
ツールバーボタンが追加され、Property Modifier機能に簡単にアクセスできるようになりました。
統合の結果は、統合されているプロパティ以外のプロパティで「ビン化」することができます。これにより、ビニング値の派生 (等式) 値が使用できます。
Extract Data By Cell (セルでデータを抽出) オプションはグリッド/LGRインデックスおよび IJKインデックスで識別されたセルを使って、選択したセルおよびプロパティの値を示すスプレッドシートを作成します。出力には坑井完了を含むセルの坑井の名前が含まれるか、坑井の軌道と交差します。
グリッドプロパティが静的な場合もタイムスライダーを使用可能になりました。表示されたプロパティに変化がなくても、坑井と気泡の変化を時間軸で見ることができます。
アニメーションコントロールボタンで、RFTプロットタイプのエンティティごとに利用可能なタイムステップをスクロールできます。他のXYダイアログと同様に、アニメーションのエクスポートが可能です。