2023 R1
Release Date: November 29, 2023
- History Match Workflow モジュール
History Match Plots タイプは、長年 RS で利用可能でしたが、History Match Plots からデータにアクセスすることはできませんでした。今回のリリースで、偏差帯を設定した後、サイドバーにある新しい Deviation Select Set ダイアログに移動し、偏差帯の内側と外側の両方に該当するエンティティセットのセレクションセットを自動的に作成できるようになりました。さらに続けて新しい偏差帯を設定し、新しいセレクションセットを作成できます。Manage Selection Sets を選択すると、既存のセレクションセットを確認および変更できます。
- ワークフローチュートリアル – History Match Workflow モジュール
ステップバイステップのインタラクティブなチュートリアルガイドが RS に組み込まれました。これは、新しい History Match Workflow モジュールの使用手順を順を追って説明する補助教材となります。今後のリリースでは、ワークフローチュートリアルのライブラリが用意され、新規ユーザーもベテランユーザーも、RS の多くの機能の使用方法を学ぶことができます。
- Stamp Plots – 負のデータを可視化
Stamp Plots で負の値を表示できるようになり、非常に高いレベルで貯留層全体の流体挙動の傾向を可視化できるようになりました。これは、ヒストリーマッチの品質評価を含むワークフローで役立ちます。