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2014 Release 1 で追加された機能

UTCHEM シミュレータ対応

Tecplot RS 2014 R1 は、UTCHEM (テキサス大学オースティン校で開発されたケミカル攻法油層シミュレータ) の油層グリッドプロパティと生産データのファイルを読みこみ、XY プロットおよび 2D/3D グリッドプロット作成機能を最大限に活用することができます。

 

Quick RFT 機能

Quick RFT プロットは 3D グリッドソリューションを探索するときに使用します。グリッドの任意のセルをクリックすると、選択したセルを含む列のセルの深さに対する現在のグリッド変数のプロットがQuick RFT によって作成されます。これによって、素早くグリッドを探索し、グリッドプロパティが深さによってどのように変化するのかを理解することができます。

 

期間生産率

期間生産率機能は、選択した油井および他の要素の、選択した期間の平均生産量の計算を可能にします。まず、油井/その他の要素、生産変数および時間平均期間を選択します。平均期間は週ごと、月ごと、四半期ごと、または年ごとから選択します。すると、日付の全範囲のデータに対して、選択した期間の期間生産率を示すテーブルが生成されます。テーブルには、各期間中の一日の平均生産量と各油井が期間中に生産した日だけに基づく一日の平均生産量も表示されます。テーブルを CSV ファイルにエクスポートし、スプレッドシートまたは経済分析アプリケーションにインポートすることも可能です。

 

ビンの統合

統合ツールが改良され、選択したグリッド変数またはパラメーターに基づいて、統合されたグリッドソリューションをビンにする (細分化する) ことができるようになりました。ビニング変数を選択し、ビン (細分) の数またはビンの間隔を指定して、ビンの範囲を決定します。次に、グリッドソリューションを統合する計算が行われ、各ビンの結果がテーブルに保存されます。すべてのセルの合計も表示されます。例外として、選択したビニング変数が時間ステップである場合、経時的にグリッドプロパティが統合されます。これは、油層エンジニアが経時的な石油消耗の計算に使うことができます。