バージョン9で追加された機能
解析ツールとしての成果と実績を積み重ねてきた FlexPro のバージョン9では、解析結果を従来より素早く簡単に取得できるようにする幾つかのインテリジェントな新機能が加わりました。
単位マネージャーで求める信頼できる結果
FlexPro 9 では、物理量データを処理する上で生じる最大の問題のひとつを解決します。データに付加された様々な単位を適正に解釈し、必要があれば調整することができます。
- 値と単位からなる物理量をそのまま計算できます。
- 異なる単位を使用することで生じるエラーを見つけ出します。
- データ測定で用いられた単位とは別に、プレゼンテーション用に使うデータ単位を選ぶことができます。
- 独自の単位を登録し、それらが正しく解釈されるよう指定することができます。
FlexPro で各種単位を管理
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ビデオとデータの同期分析
音声データや映像データを計測データと常に同期させることができるようになりました。FlexPro の新しい Media オブジェクトは、上記データタイプを同時に分析できるパワフルなツールです。
- カーソルを曲線上に置くと、その位置に関連する静止画像を表示できます。
- ビデオを再生しながら、カーソルが計測データ上でどのように連動するかを見ることができます。
- 曲線上の重要なポイントに関連する静止画像を配置することができます。
- 開始時間やフレームレートの異なるビデオでも、計測データと簡単に同期させることができます。
ビデオと同期した解析例
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個別テンプレートの作成とデータ共有
研究開発の現場で最も優先される課題は同僚とのネットワークです。FlexPro 9 では、蓄積された情報を短時間で同僚と共有することができます。
- 分析結果を生データからなるオブジェクトネットワークとして作成できるので、それを元にして直接レポートを作成できます。
- 一度作成したダイアグラム、テーブル、または解析結果全体を登録しておけば、必要なときにそれを同僚と共有することができます。
- チーム内の情報交換を円滑にすることができます。
ドキュメント・テンプレート
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FlexPro Professional による分析の高速化
スピードは重要です。取り扱うデータ量が膨大になればなおさらです。時間との戦いで優位に立つには FlexPro Professional を使いましょう。
FlexPro Professional は、複数の CPU コアで演算を実行できるよう自動的に分散処理を行います。
- マルチコア CPU の処理能力をフルに活用します。
- 最高速度で解析を実行します。
- FlexPro に解析をバックグラウンドで計算させながら、別の作業を行うことができます。
CPU パワーをフル活用
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