ChemDraw の新機能
v23 で追加された機能
Signals ChemDraw / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime
- アトロプ異性体 (Atropisomer) の認識
- Dark Mode スタイルシート
- Smart Paste:構造式がオーバーラップしないようにペースト
Signals ChemDraw / ChemDraw Professional
- 水素結合の 3 次元表示とクリーンアップ (Hydrogen Bonding in 3D)
Signals ChemDraw
- 水素結合を含めた構造式の 3MF 作成
- ChemDraw+
- Signals ChemDraw HELM Editor
v22.2 で追加された機能
ChemOffice / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime
- Side-by-Side インストールを削除
22.2 以降の Install.exe では、以前のバージョンが存在する場合、インストールを継続するためにはこれらを削除しなければならないことがユーザーに通知されます。
- 水素結合のサポート
リングの認識:水素結合は別個のエンティティとして認識されます。
水素結合の保持:ChemDraw での往復編集プロセスからインポート/エクスポートする際にも、水素結合が保持されます。水素結合を持つ分子のインポートおよびエクスポートは、データを正しく保持するようになりました。
3MF へのエクスポート:水素結合を 3MF にエクスポートすることができるようになりました。
3D クリーンアップ:水素結合が 3D クリーンアップで扱われるようになりました。例えば、水素結合の形成が擬似リングを作る場合、擬似リングのジオメトリは 3D クリーンアップで近似されます。
ChemOffice / ChemDraw Professional
- 新しいモダリティ (HELM)
RNA 塩基モノマーは、ChemDraw の Sequence Graphic Monomer ドキュメントでレンダリングされたときに、Natural Analog に基づいて色付けされるようになりました。
ChemOffice
- Chem3D
Conflex 9 Rev B のサポートが追加。
Chem3D 64-bit 版が利用可能になり、標準インストールに含まれるようになりました。
v22 で追加された機能
ChemOffice / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime
- 原子 / 結合 Grab ホットキー
原子のホットスポットで「g」を入力 : その原子が選択され、矢印キーを使用して結合を伸ばすことができます。
ボンドのホットスポットで「g」を入力 : ボンドが選択され、矢印キーを使用して結合を移動できます。
- 3D 回転ショートカット
SHFT + ALT + 矢印キー : 3D 構造が回転します。
- Crystallographic Information (CIF) ファイルのサポート
- CIFファイルの水素原子の表示切替
- 水素結合のサポート
ChemOffice / ChemDraw Professional
- Millipore Sigma Synthia アドイン
* Synthia サブスクリプションが必要です。
- HELM Cartoon 表現
- HELM ライブラリの強化
- Ambiguous FASTA/HELM モノマーのサポート
ヌクレオチド配列またはアミノ酸 (タンパク質) 配列をヌクレオチドないしはアミノ酸の 1 文字コードを使用して表示します。
- ペプチドおよび DNA/RNA 配列の新しいグラフィック表示
ポリマータイプ別の形状、天然モノマーによる色分け、ラベルを展開して詳細な構造の表示。
File > Apply document setting from > Sequence Graphics Monomers で新しい Style Sheet を選択。
ChemOffice
- 環の彩色と 3MF ファイル
3D 構造式を 3D Manufacturing Format (3MF) に出力する時に原子/結合のハイライト表示と環の彩色が反映されます。
* MS Powerpoint に .3MF オブジェクトを貼り付けるには、MS Office 365 サブスクリプションが必要です。
- 3D プリント用 3MF エクスポート設定
- pic2mol Image to Structure アドイン
1 構造式毎に変換できます。
* Pic2mol のライセンスが必要です(フリートライアル有)。構造式は Vision Arcanum 社に送られます。
v21 で追加された機能
ChemOffice でのみ利用可能
- Copy As 3MF アイコン
3D 構造を 3MF ファイルにエクスポート
ChemOffice / ChemDraw Professional で利用可能
- 3D クリーンアップ機能の強化
メタロセンをサポート
ChemOffice / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- ホットキーの追加
ホットキー “j”:金属に直交するシクロペンタジエニルを表示
ホットキー “shift-j”:金属に直交するフェニル配位子を生成
- ホットスポットホッピング
Shift+矢印キーで Hotspot がホップ移動
- Join アイコンの追加
3 原子以上の結合も可能
ChemOffice+ Cloud / ChemDraw Professional で利用可能
- 超分子ノットタイプ構造に対する 3D クリーンアップの向上
- 構造中の原子やボンドのサブセットに対する 3D クリーンアップ
ChemOffice+ Cloud / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- ショートカットキーの追加
Ctrl+Shift+Alt+H で水平方向に分割
Ctrl+Shift+Alt+V で垂直方向に分割
v20 で追加された機能
ChemOffice+ Cloud でのみ利用可能
- ChemOffice+ Individual Edition
MS Word、Powerpoint、SD ファイル内に保存されている古い ChemDraw ファイルから既存の化学物質のコンテンツを抽出して再利用できます。 レポート用の分子または反応のリストをすばやく作成し、注釈を付けたり、編集したり、Powerpoint や SD ファイルとしてエクスポートできます。
※ 使用するには、Signals Notebook Individual Edition へのログインが必要です。
※ Cloud アクセス権は 1 年間です。Bronze Support をご契約の場合は、有効期間中、アクセス権が持続します。
- Google Patents Add-in
ChemDraw から Google Patent (特許文献の検索サービス) と Google Scholar (学術用途の検索サービス) で化学構造検索を実施します。
ChemOffice+ Cloud / ChemDraw Professional で利用可能
- 3D クリーンアップと構造パースペクティブ
2D 分子の 3D 配座を生成します。 構造パースペクティブの深度シェーディングで 3D 表示が見やすくなります。
- 原子とボンドのハイライト表示
分子、ボンド、原子ラベル、個々の原子を選択し、ハイライト表示します。 リングフィルカラーリングとの組み合わせも可能です。
ChemOffice+ Cloud / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- Atom ホットキーと Molecule ホットキーの追加
Enter キーで選択モードから Hotkey モードに切り替え、“k” でスルホン基、“Shift+k” で t-[tert-]ブチル基に切り替えることができます。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- ホットキーの追加
原子のホットキーに cyclopropyl「v」と cyclobutyl「u」が追加
- 回転のショートカット
「Alt + キーボードの矢印」で分子を回転
- 新しい一般式の作図
分子の一部の周りに新しいパラメーター化可能なブラケットを置き、単一の値または範囲を入力して、一般式の展開が可能になります
- 4K モニター対応
ツールバーとメニュー表示のサイズの改善
v19.0 で追加された機能
ChemOffice Professional でのみ利用可能
- Pubchem GHS Laboratory Chemical Safety Sheet (LCSS)
ChemDraw で分子を選択して、GHS ピクトグラム、ハザードステートメント、使用上の注意コードをすぐに視覚化できます。 PubChem は、世界の主要な化学物質安全機関からの情報を提供します。
ChemACX Explorer と Pubchem アドインを使用して、安全性およびサプライヤー情報(価格設定を含む)を直接入手できます。
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- Mestrenova ChemDraw Edition
デスクトップに直接 1D NMR および LC / GC / MS データをロードおよび処理します。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional で利用可能
- リングカラーリングオプション
カーボンサイクルのカラー塗りつぶしオプションで研究を際立たせ、より明確なコミュニケーションを可能にします。
- 1H および 13C NMR 予測
分子を選択し、1H および 13C NMR スペクトルを視覚化します。 溶媒として CDCl3 と DMSO-d6 を選択し、分光計の周波数を設定することもできます。
- SciFinder と Reaxys の統合
ChemDraw で分子または反応を描画し、SciFinder、Reaxys、SciFindern で直接構造検索を開始します。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- 化学特性の計算
分子量、正確な質量、化学式、元素分析などの重要な特性をすばやく計算し、分子の立体化学も表示します。
- 構造と反応のクリーンアップ
分子と反応のスマートクリーンアップツールを使用すると、プレゼンテーションや出版物に最適な構造を作成できます。
v18.2 で追加された機能
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional で利用可能
- SciFindern との連携
ChemDraw から SciFindern で分子や反応を簡単に検索できます。SciFindern は研究者が必要とする科学情報をかつてない早さで提供できるようにした SciFinder ファミリーの新製品です。
v18.1 で追加された機能
ChemOffice Professional でのみ利用可能
- モノマー共有ライブラリ
HELM Monomer ライブラリは、さまざまなモノマーのライブラリに接続し、ライブラリの内容を整理または管理できます。 ライブラリの順序をすばやく再編集したり、一般ライブラリへのアクセスできます。複数のユーザー間で管理、キュレーション、共有することができます。
- ChemACX Explorer
ChemDraw の新しいアドインアーキテクチャーにより、ChemACX.com (1000 万を超える市販化合物データベース) から直接情報を検索し、特定の分子の化学的性質やサプライヤーを調べ、すばやく構造をペーストして戻すことができます。この機能は Signals Notebook Individual Edition でも利用できます。
- アドインの動的ダウンロード
ユーザー設定でフォルダまたは URL を指定して、ChemDraw 内の新しいカスタム機能へのアクセスを制御することができます。 リモートロケーションでホストされているアドイン JSON ファイルに動的にアクセスして、カスタムの新しい機能を提供します。
- Chem3D 統合
Chem3D Ultra が、最新バージョンの GAMESS 18、Gaussian 16W、MOPAC 2016 互換になりました(GAMESS、Gaussian、MOPAC の各ライセンスが必要です)。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- ホットキー機能の強化
ナビゲーションホットキーを使用すると、分子間をすばやく選択してジャンプできます。 Tab キーもしくは Shift + Tab キーを使用すると、反応式中の分子選択間の移動ができます。また、“f” はフッ素原子を与えますが、“Shift + F” で直接 CF3 基を入力できます。
- 芳香族の表示切り替え
描画された分子上で芳香族円の Kekule 表現と非 Kekule 表現を切り替えることができます。また、SMILES 文字列や mol ファイルなどの化学データ交換ファイルをインポートまたは貼り付けるときに、特定の表現を優先して設定できます。
v18.0 で追加された機能
ChemOffice Professional でのみ利用可能
- Signals Notebook Individual Edition とのシームレスな統合
Signals™Notebook Individual Edition はパワフルなクラウドベースの電子実験ノートブックです。 Signals Notebook Individual Edition を開くかコピー/ペーストするだけで、ChemDraw ファイルをブラウズしたり作業したりするツール間のシームレスなワークフローを実現します。Signals Notebook Individual Edition を使えば、実験の文書化、追跡、検索も簡単です。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional で利用可能
- 化学構造のペースト機能の強化
ChemDraw では、Edit>Paste (Ctrl+V) メニューオプションを使用して、SMILES、Mol、InChi、HELM のようなテキストフォーマットや CDXML を、クリップボードのプレーンテキストで簡単に貼り付けることができます。 ケミカル情報を失うことなく、ChemDraw JS、ChemDraw、MS Office に埋め込まれた ChemDraw ドキュメントをコピー/ペーストすることもできます(ブラウザ固有のクリップボード拡張が必要、Windows のみ)。
- HELM ツールバー
Pistoia Alliance が生体分子を迅速に移転するために開発した HELM 標準に従って、複雑な生体分子を作成、編集、共有するカスタムエディタを追加しました。 HELM 表記形式を使用して生体分子をインポート、生体分子の編集、カスタム単量体の作成および使用、HELM 形式でエクスポートが簡単にできます。
- ChemACX Structure from CAS Registry Number
化合物データベースの ChemACX.com を介して CAS RN を検索し、対応する化学構造を返します。
- Structure-to-Name および Name-to-Structure の機能向上
ChemDraw で新しい原子番号付けスキームをサポートします。数値は IUPAC 名の明示的または暗黙的な値から得られます。また、Enhanced Stereochemistry センターの名前付けも可能です。 拡張ステレオセンターと絶対ステレオセンターの「AND」と「OR」を含む(任意の組み合わせ)名前をサポートします。
- ChemDraw/Reaxys 統合
ChemDraw で分子や反応を描画し、Reaxys で構造検索を開始することができます。Reaxys Proxy Option を使用すると、企業や組織内にある Reaxys の特定のインスタンスに構造検索を向けることができます。サイトライセンスをご利用の場合は、オンラインの Reaxys Web サイトを使用する際は ChemDraw JS を描画エディタとして使用できます。
※ Reaxys® データベースは有償サービスです。
ChemOffice Professional / ChemDraw Professional / ChemDraw Prime で利用可能
- ホットキー機能の強化
アプリケーション内ですでに有効になっているパワフルなホットキーを除いて、ホットキー機能が強化され、入力するスピードで分子と反応を作成できます。