更新日： 16/09/21

２種類のベクターを重ねて表示する

• 対応バージョン：[Tecplot 360 EX 2016 R2]

1. 新しいフレームを作成する

• メニューの Frame > Create New Frame を選択します。
  → カーソルが十字になるので、任意の箇所に新しいフレームを作成します。
  ※ 後の操作でサイズと位置を調整するので、元のフレームと重なっていても構いません。
  
  
  

2. 別のベクターを表示する

• サイドバーでプロットタイプを「2D Cartesian」に変更します。
• サイドバーの「Shade」をオフ、「Vector」をオンにします。
  → Select Variables ダイアログが表示されるので U=X、V=Y を指定し、「OK」ボタンを押します。
• Zone Style ダイアログを開き、「Points」タブを選択し、「Index Skip」を I-Skip=3、J-Skip=3 とします。
• 「Vector」タブを選択し、「Line Color」を青色にします。
  
  
  

3. フレームのサイズを調整し、背景を透明にする

• メニューバーの Selector Tool を選択し、コンター図の表示されたフレームを選択して、アクティブフレームを変更します。
• メニューの Frame > Frame Linking を選択します。
  →「Set Links for Active Frame」ダイアログが表示されるので、「Frame size and position」をオンにし、「Apply Settings to All Frames of this group」ボタンを押します。
  
  → フレームのサイズと位置が同じになるため、後から作成したフレームのみが表示されます。
  
  
• メニューの Frame > Edit Active Frame を選択します。
  →「Edit Active Frame」ダイアログが表示されるので、「Show border」と「Show background」をオフにします。
  
  
  → 枠と背景が非表示になり、2種類のベクターを重ねて表示できます。
  
  
  

4. ベクターの説明を追加する

• メニューバーの Add Text を選択するとカーソルが十字になるので、テキストを挿入する箇所をクリックします。
  → Text Details ダイアログが表示されるので、Color=赤色として "Red: U= U/RFC, V= V/RFC" を入力します。
• 同様にして別の箇所を選択し、Color=青色にして "Blue: U= X, V= Y" を入力します。