反復測定分散分析の操作方法
サンプルデータ RATS を使用して、反復して 5週間にわたり測定した要因が、ラットの体重に影響しているか一要因の反復測定分散分析で検討します。
サンプルデータ:
RATS:Morrison (1990)。これは、5週間にわたって毎週末に 6匹のラットの体重を測定したデータです (WEIGHT(1) ~ WEIGHT(5))。
- SYSTAT_13 フォルダの Data フォルダにあるサンプルデータから Rats.syz ファイルを開きます。

- Analyze → Analysis of Variance → Estimate Model を実行します。

- Estimate Model のパネルで次のように 5週間分の変数を Dependent (従属変数) に追加します。
(ダブルクリックでもドラッグ&ドロップでも追加できます。)

- 左のリストから Repeated Measures を選択し、Performe repeated measures analysis にチェックを入れます。

Name, Levels, Metric に次のように入力します。
Name → Time |
(群内要因の名称) |
Levels → 5 |
(群内要因の水準、反復回数) |
Metric → 1,2,3,4,5 |
(群内要因の水準に応じた測定基準) |
※反復測定の要因の水準 (Levels) 値は、Dependent (従属変数) に追加した変数の項目数と同じ必要があります。 |
- 「OK」ボタンをクリックして計算を実行します。

p-Value (危険率) が 0.000 と有意水準 (0.05) よりも小さいことから、繰り返し測定した要因がラットの体重に影響していることが認められました。
※SYSTAT 13 には、反復測定分散分析のための多重比較検定も用意されています。
- Analyze → Analysis of Variance → Estimate Model → Post Hoc Test for Repeated
Measures