7.8.3 グラフの遠近感、回転、シェーディングを変更する

グラフの遠近感 (perspective) を変更したり、向きを回転 (rotation) したり、光源を有効にすることで、3D グラフの表示を変更できます。

  1. 編集するグラフをダブルクリックして、Graph Properties を開きます。

  2. Properties リストから Graph > Rotation を選択します。

  3. グラフの向きを回転するには、 Horizontal ViewVertical View のスライドバーを動かすか、それぞれのボックスに水平値と垂直値を直接入力します。
    Note: 水平値と垂直値の単位は度 (degree) です。グラフを水平に 0度から 360度まで、また垂直に -90度 から +90度まで回転できます。Horizontal View は、205度、Vertical View は 25度が推奨値です。回転は、0度から軸の度数で表示されます。3つの軸の交点を原点として、水平値、または垂値の度数を決定します。

    両方の回転角度を 0 度に設定すると、左下の奥の隅を原点とするグラフが表示されます。

    Note: 基軸は、目盛りや目盛りラベルを設定した他の二つの軸とは相関しませんが、目盛りラベルとデータのゼロ点として機能します。

    図 125: 水平方向の回転を0度、垂直方向の回転を0度、遠近感を 20% に設定した 3D グラフ

  4. グラフの遠近感を変更するには、Perspective スライダーを動かすか、Perspective ボックスに変更する値を入力します。
    図 126: 水平方向の回転を0度、垂直方向の回転を45度、遠近感を 20% に設定した 3D グラフ
    図 127: 水平の回転を45度、垂直方向の回転を45度、遠近感を 20% に設定した 3D グラフ

    Note: Perspective の値は、グラフの “奥行き” に基づいています。遠近感 0% は、グラフに奥行きがないことを示し、100% は、グラフの奥行きが最大であることを示します。視点の推奨値は、20% です。

    図 128: 遠近感を 0% に設定した 3D グラフ
    図 129: 遠近感を 50% に設定した 3D グラフ
    図 130: 遠近感を 100% に設定した 3D グラフ

  5. グラフの光源を有効にし、シェーディングをつけるには、Enable Light Source を選択します。このオプションが選択されていない場合は、グラフに光源は適用されません。

    Note: この機能は正常に動作させるには、ディスプレイをハイカラー (16 bit) もしくはトゥルーカラー (24 bit) する必要があります。Windows 画面プロパティの設定タブで、画面の色の設定を確認してください。

    図 131: 右側のグラフが光源オプションを選択したもの

    3D 棒グラフと 3D 散布図では、光源オプションを選択しても効果はありません。

  6. 3D View に加えた変更内容を元の設定に戻すには、Reset to last applied をクリックします。