5.10.7 起算日の設定

SigmaPlot には次の3つの日付形式が用意されています:

Note: Sigma Plotのデフォルトでは、起算日が 4713 BC (紀元前 4713 年) に設定されています。

 

開始日の設定が必要なのは、数字を日付に変換してインポートしようとするとき、あるいは、日付を数字に変換してエクスポートしようとするときだけです。開始日は、他のアプリケーションで使用される日付とかならず一致させる必要があります。

SigmaPlot では起算日 (day zero) を0から認識する点にご注意ください。起算日を 1 から始めるスプレッドシートソフト製品もありますので、その場合は、SigmaPlot の開始日を1日早く設定する必要があります。

また、SigmaPlot では、Microsoft Excel とは異なり、1900年をうるう年ではなく、平年として正しく扱います (世紀年がうるう年となるには 400で割り切れなければなりません) 。Microsoft Excel からインポートする場合、1900年の1月1日から1900年3月1日の前日までの日数は1日分の差が生じます。

 

開始日を設定するには:

  1. Main ボタン をクリックします。

  2. Options をクリックします。


  3. Options ダイアログボックスで Worksheet タブをクリックします。

  4. Day Zero ドロップダウンリストで日付を選択するか、独自の開始日を入力します。デフォルトの開始日は 1/1/1900 です。
    図 71: Day Zero のドロップダウンリスト

形式を Date and Time から Numbers に変更すると、起算日 (Day Zero) は数値 01.00 になります。変換の基本単位は日です。つまり整数部分が日に対応します。数字の端数は時間に変換されます。起算日 (Day Zero) はゼロとなり、ワークシートに入力された負の数は起算日よりも前の日付に変換されます。

日付/時刻の値と数字が変換されるのは、暦の範囲が 4713 BC から 4000 AD の間にあるときです。内蔵カレンダーでは1752年の9月まではユリウス暦を使用して日付が計算されます。それ以降は、グレゴリオ暦を使用して計算されます。

Note: 数字を日付に変換すると、開始日が適用されます。日付を数字に戻す変換をする場合、それらを変換した開始日と同じ日付を使用してください。そうでない場合、異なった値になります。