2.13 ドロップラインの追加と編集
ドロップラインを使えば、データポイントと軸の値をつなげたドットプロットをはじめとする各種グラフを作成できます。ドロップラインは、2D 散布図、折れ線、折れ線/散布図にプロットされたデータポイントから軸の片方または両方に引くことができます。3D 散布図や軌道プロットでは、背面 (back plane) のいずれかまたは全てに引くことができます。ドロップラインはプロットにある全ての曲線に引くことができます。
図 52. 左のグラフは、2D プロットの Y および X 軸にドロップラインを引いた例です。
右のグラフは、3D プロットのすべての軸にドロップラインを引いた例です。
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ドロップラインは、常に軸範囲の最小値に向けて引かれます。例えば、Y 軸の範囲が反転していたら、X 軸に下ろすドロップラインは、グラフの下側ではなく上側に向かって引かれることになります。
Graph Properties にある Drop Lines セッティングを使えば、新規ドロップラインを作成したり、既存のドロップラインの線種や太さ、色を編集することができます。
選択プロットのドロップラインの追加や変更を行うには:
- 編集するプロットをダブルクリックします。
- Graph Properties ダイアログボックスの Properties で Plot > Drop Lines に進みます。
- X, Y (または Z) drop-line チェックボックスを選択します。選択した任意または全ての面や軸にドロップラインが追加されます。
- 線の太さを調整するには、Thickness ボックスに変更する値を入力します。
- ドロップラインの色を変更するには、Color ドロップダウンリストから変更する色を選択します。リストに登録された色を選んでも、(Custom) を選択してカスタムカラーを定義することもできます。詳しくは、カスタムカラーとインクリメント型スキームの使用をご覧ください。
- 一点に引くドロップライン