1.4 SigmaPlot グラフの構成要素

SigmaPlot グラフは、単一または複数のデータのプロットと、単一または複数の軸セットから構成されます。グラフには固有の座標系 (2D デカルト座標、3D デカルト座標、円、極座標など) と、ページ内における固有のサイズと位置情報があります。

プロット (Plot) は、ワークシート内のデータをグラフィカルに表現するものです。例えば、あるデータを垂直棒グラフとして表示したり、あるいは、出来上がったグラフのプロットを後から水平棒グラフに変更するような場合に使うプロットを指します。殆どのグラフではプロットを複数表示させることができます。

軸 (Axes) は、グラフ内にあるデータポイントの位置を測る尺度 (Scale) です。軸には、そこで使用する尺度の種類を示す目盛り (tick mark) が必ず付いています。尺度の種類には、直交座標系で線形から非線形まであります。目盛りラベルは、ワークシートのセルでカスタマイズすることも、数値または時系列データを使用することもできます。

X、Y (3D グラフの場合は Z ) の各座標には、それぞれ個別の目盛りが表示されます。軸に使用できるスケールには、線形数値スケール、常用対数 (log)、自然対数 (natural log)、確率 (probability) などの非線形スケール、あるいは、日付と時刻 (date/time) スケールがあります。2D グラフにおいては、複数の XY 軸のセットを利用することができます。軸の目盛りと目盛りラベルには、数値、時系列のほかに、ワークシート列のラベルを使ったカスタムラベルを使用することができます。

  1. 2D 直交座標グラフ
  2. 円グラフの事例
  3. 極座標プロットの事例
  4. 等高線プロットの事例
  5. 3D 直交座標グラフの事例
  6. ウォーターフォールプロットの事例