1.7 Sample Data を使用して Enzyme Kinetics の知識を深める
Sample Data を使用すれば、Enzyme Kinetics Module (酵素反応速度分析モジュール) で実行できるすべての分析について、それらがどのように動作するかを確認することができます。
- Data Entry Method ドロップダウンリストから Sample Data を選択します。これは Data Entry Wizard の最初のパネルで表示されます。

各分析には kinetics (反応速度論) のタイプごとに対応するデータセットがそれぞれ存在します。Data Entry Wizard の Data Entry Method で Sample Data を選択します。その後、Data Entry Wizard のパネルを順番にクリックしていくと、さまざまなオプションを選択したり比較することが可能で、この Wizard の動作や最終結果を確認することができます。
- 例えば Type of Study に Single Substrate - Single Inhibitor (単一基質-単一阻害剤) を選択します。

- Data Entry パネルが表示されるまで Next をクリックします。[Substrate], [Inhibitor] および Rate の値はすでに入力されています。
※ 注意: サンプルデータは、各系列が Inhibitor (阻害剤) の値で定義されるよう設計されています。従って、このパネルでは [Substrate] を選択します。 |
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- Finish をクリックします。Equations and Graphs パネルが表示されます。

- Equation には Uncompetitive (full) 、Graphs には Michaelis-Menten および Lineweaver-Burk を選択します。
- Next をクリックします。
- Rank Models by ドロップダウンリストから AICc を選択し、Finish をクリックします。
- 完了したら、グラフとレポートの詳細を確認します。グラフと最終レポート (Model Comparison) を確認すると、competitive (full) と mixed (full) の 2つの方程式は明らかに他の 2つの方程式よりも優れたフィッティングであることがわかります。