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1. 棒グラフの作成

この前半のレッスンでは、Quick Start 画面 (SigmaPlot を起動すると毎回自動的に表示される画面) の使用については考慮しないことにします。

  1. SigmaPlot と Quick Start 画面
  2. ワークシートへのデータ入力
  3. グラフの作成
  4. データ形式の選択
  5. プロットするデータの選択

 

SigmaPlot と Quick Start 画面

SigmaPlot を起動すると、まず最初に Quick Start 画面が表示されます。オプションの多さに圧倒されるかもしれませんが、正常に機能していますので、ご心配なく。

ここには以下に示す2つのオプションが用意されています:

それでは、2つ目のオプション (Open notebook) から始めることにしましょう。Create a new blank notebook を選択したら、OK をクリックしてください。

 

Tip:Quick Start 画面を毎回表示させたくない場合は、Do not show this screen at the startup を選択してOK をクリックしてください。

 

ワークシートへのデータ入力

Quick Start 画面を閉じると、空のワークシートが表示されます。ワークシートは、主としてデータを蓄えておく場所であり、またデータを操作する場所でもあります。SigmaPlot には Excel のような多彩な書式機能はありませんが、Excel に比べて大量のデータを取り扱うことが可能で、大規模なデータセットでも高速に処理することができます。

データの入力については、Excel で行うのとまったく同じです:値を入力して、Enter キーを押したら、次の行にカーソルが進みます (下向き矢印を使っても同じです)。

  1. 列1にデータ(この例ではテキスト)を入力します:
    a
    b
    c
    d
    e

  2. Home キーを押してワークシートのトップに移動したら、右矢印キーを押して隣の列に移動します。以下の数値を入力します:
    2
    6
    3
    1
    3

  3. 次に、入力した2つの列にタイトルを追加します。
    1. 列1の列ヘッダをクリックすると列全体が選択されますので、そこに "x" と入力します。
    2. Tab キーを押して次の列に移動したら "y" と入力します。入力が終わったら、Enter キーを押します。

ワークシートは、以下のように表示されているはずです。

 

グラフの作成

グラフを作成するには、Create Graph タブを使用ます。

 

グラフを作成するには、以下の手順に従います。

  1. Create Graph タブをクリックします。

  2. 2D Graphs グループから Bar をクリックします。
    Bar グループが表示され、選択可能な棒グラフの全種類が表示されます。

  3. 最初の Simple Vertical Bar を選択します。

SigmaPlot で中心的な役割を担う Graph Wizard (グラフウィザード) が開きます。

 

データ形式の選択

Graph Wizard (グラフウィザード) では、Data format (データ形式) の選択、すなわち、お持ちのデータをどのように配置したいかが尋ねられます。この例では、X 列と Y 列がありますので、XY Pair を選択します (Wizard には選択に応じて図で例が表示されます)。 次へ をクリックします。

 

プロットするデータの選択

次に表示されるのは、プロットするデータの選択です。

これを行うには、複数の方法があります。それぞれの方法を試してみてください:

選択済みの列を解除するには、Selected columns リストの該当する行をダブルクリックします。

プロットするデータの選択が完了したら、完了をクリックします。Graph Page ウィンドウにグラフが表示されます。