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8. 2次導関数を用いた自動フィッティング
AutoFit Peaks II Second Derivative
オプションまたは山印にローマ数字 2 が描かれたツールバーボタン
をクリックします。
サンプルのデータセットがもつ多くのノイズによって、デフォルトの平滑化レベルと振幅の閾値では十分ではありません。PeakFit のもつ最大
100
ピークの制限は、あっというまに超えてしまいます。2次導関数による平滑化の結果は、下側グラフの上部プロットになります。
平滑化レベル(
Sm%
)の隣にある
AI Expert
ボタン
をクリックします。
AI Expert
による平滑化レベルは、滑らかな 2次導関数曲線とデータを最上部にプロットします。
ベースライン付近に現れたノイズを消去するために、
Amp%
の値を
10%
に設定します。
2次導関数は、ピークを最小値とします。稀にオリジナルデータで局所最大値ではないピークが、2次導関数による平滑化曲線では最小値とされる場合があります。
ここで、15 のピークが直接表示されていることに注意して下さい。2次導関数は、11 の局所最大値と 4つの隠れたピークをいっぺんに見つけ出しています。