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KaleidaGraph のマクロメニュー
カレイダグラフ製品ページ | 掲載 - 05/10/28

マクロメニュー

KaleidaGraph のマクロメニューには複数のデフォルトマクロの他に、マクロメニューとライブラリのアイテムを追加、編集、削除できるコマンドが備えられています。 このメニューは、データウィンドウがアクティブな場合にのみ使用できます。


マクロの表示...

1度記述したプログラムは、マクロメニューに追加できます。このコマンドを選択すると、マクロの表示ダイアログが表示されます。このダイアログでは、マクロの追加削除置き換え編集を行なうことができます。最大 100 のマクロをこのメニューに追加できます。

注意: マクロメニューに保管されるプログラムは、デフォルトで KGMacros (Windows) または KG Macros(Macintosh) というファイルに保存されます。このファイルは KaleidaGraph が起動される度にロードされます。カスタムファイルを開くには、ファイルメニューから開く読み込み>新規マクロ読み込み>マクロ追加を選択します。

マクロメニューのデフォルトマクロを使用する場合は、列指定の際に c0、c1 のように「c」をつける必要はありません。数値のみご入力下さい。

 


ライブラリ...

このコマンドを選択して、現在のライブラリの内容をテキストエディタに表示することができます。エディタでは、現在のライブラリを編集したり、別のライブラリを開いたり、新しいライブラリを作成できます。

変数の定義、定数の定義、関数の定義またはライブラリのエイリアスは一般回帰曲線あるいは数式入力の関数を定義する場合にも使用できます。ライブラリを使用する主な理由の一つは関数、変数および定数についてのエイリアスまたは簡易リファレンスを作成するためです。これは一般回帰曲線および数式入力ウィンドウの双方で256文字を越える数式定義のセクションで役立ちます。

注意: 保存した回帰曲線定義を開くのにライブラリを使用しないでください。これらは回帰曲線の定義ダイアログから開きます。

Filter

このマクロは多用な曲線から外れ値を排除します。このマクロはデータを比較するための基準曲線としてユーザーが定義したウィンドウサイズで移動-平均曲線を計算します。

その目的は基準曲線の周囲にあるエラー帯域の外側のデータをマスクすることです。エラー帯域は固定項と相対項の 2つの部分から構成されます。

Etotal = Efixed + (Erelative / 100 * Data_Value)

エラー帯域は基準曲線から Etotal を加減した値です。

マクロメニューから Filter を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • 入力コラムはマクロで操作される列を指定します。
  • 前述したように、固定エラーと相対的な % エラー の入力が表示されます。
  • ウィンドウサイズは基準曲線を決める一定のポイントの周りで平均されたデータポイントの数です。
  • マクロの実行が完了するとダイアログが表示され、マスクされたデータのパーセンテージを表示します。外れ値はマスクされ、その後のプロットにも数値処理にも使われません。



Smooth

このマクロは曲線の移動平均を計算します。データコラムの結果は、現在のデータポイントの周囲にある n ポイントの平均です。このマクロでは、n は奇数でなければなりません。マスクされたデータと空のデータセルは計算に使用されません。

マクロメニューから Smooth を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • 入力コラムはマクロで操作される列を指定します。
  • 出力コラムは結果がどこに保存されるかを指定します。
  • ウィンドウサイズは出力列を決める一定のポイントの周りで平均されたデータポイントの数です。


Simplify

ごくわずかな差異しかないデータセクション、あるいは全く違わない連続ポイントを含む大きなデータセットに直面することもしばしばあります。Simplify マクロは一定のエラーで最後にマスク解除された値と異ならない連続したデータポイントをマスクします。これは Filter マクロとは正反対のものです。

目的は最後にマスク解除されたデータポイントの周囲にあるエラー帯域内にある連続データの値をマスクすることです。エラー帯域は固定項と相対項の 2つの部分から構成されます。

Etotal = Efixed + (Erelative / 100 * Data_Value)

エラー帯域は最後にマスク解除されたデータポイントから Etotal を加減した値です。

マクロメニューから Simplify を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • 入力コラムはマクロで操作される列を指定します。
  • 前述のように、固定エラー % エラー の入力が表示されます。

マクロの実行が完了すると、マスクされたデータのパーセンテージを表示するダイアログが表示されます。


Invert Mask

このマクロは、列0 のマスクされていないデータをマスクし、マスクされているデータからマスクを解除します。 このマクロは、例えば、外れ値を排除する Filter マクロを使用するが、外れ値への影響には関心がある場合に役立ちます。Filter マクロを実行して、Invert Mask を実行するだけです。外れ値のマスクが解除され、他のデータがマスクされます。

複数の列を同時に処理する場合は、マスクの反転コマンド (機能メニュー) を使用してください。

  • マスクの反転
    このコマンドを選択、またはデータウィンドウで をクリックすると、データウィンドウで選択した領域でマスクされていないデータがマスクされ、マスクされているデータのマスクが解除されます。このコマンドは、マスクの反転マクロに似ていますが、複数の列に使用できます。

注意: マスクの反転操作を 2回連続して行なうと、データ列は最初の状態に戻ります。

Integrate -Area

このマクロは低い値から高い値まで不定積分を実行します。言い換えると、下限と上限および曲線を描く X-Y データポイントが与えられると、このマクロは曲線の下の領域を求めます。データポイントで形成される不等辺四角形の合計を計算することによって、また必要ならば、下限と上限を形成するポイントを挿入することによって領域が求められます。マスクされたデータと空のデータセルは計算では使用されません。

注意: 正しい結果を導くには、X データ列は昇順にソートされていなければなりません。

Integrate -Area を選択すると、以下を問い合わせる2つのダイアログが表示されます:

  • X列Y列 の値はマクロで操作される列を指定します。
  • XminXmax は定積分の限界です。
  • Yref は不等辺四角形の底が計算される基準値です。
  • 曲線の下の領域は 3番目のダイアログに表示されます。

Integral -Curve

このマクロは不定積分を実行して、新しい曲線を形成します。言い換えれば、曲線を描く X-Y データポイントが与えられると、このマクロが曲線下の増分の領域を求めます。そして、マクロが新しい曲線を生成します。領域はデータポイントと参照値で形成される不等辺四角形の合計です。マスクされたデータと空のデータセルはマクロでは使用されません。

注意: 正しい結果を導くには、X データ列は昇順にソートされていなければなりません。

Integral -Curve を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • XコラムYコラム の値はマクロで操作される列を指定します。
  • 出力コラムは結果が保存される場所を指定します。
  • 初期値は終結曲線の開始値です。
     
     

Derivative

このマクロは曲線の最初の微分係数を計算して、新しい曲線を形成します。言い換えれば、曲線を描く X-Y データポイントが与えられると、このマクロが曲線の増分の傾きを求めます。そして、マクロが新しい曲線を生成します。傾きは現在のデータポイントとそれに続くデータポイントから計算されます。マスクされたデータと空のデータセルは計算では使用されません。

Derivative を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • X列Y列 の値はマクロで操作される列を指定します。
  • 出力列は結果が保存される場所を指定します。

Series

このマクロは列0 に次の級数を作成します。

x, 2*x, 3*x, ... (デフォルトでは、 x=1)

このタイプの級数を作成するには:

  1. 列0 の最初の行に開始値を入力します。
  2. 必要に応じて、セルを選択します。選択を行なわなかった場合、級数はこの行の最後の列で終了します。
  3. マクロ>Series を選択します。

結果の級数が開始値の下に生成されます。


Unit Series

このマクロは列0 に次の級数を作成します。

x, 1+x, 2+x, ... (デフォルトでは、 x=1)

unit series を作成するには:

  1. 列0 の最初の行に開始値を入力します。
  2. 必要に応じて、セルを選択します。選択を行なわなかった場合、級数はこの行の最後の列で終了します。
  3. マクロ>Unit Series を選択します。

結果の級数が開始値の下に生成されます。


Pi Series

このマクロは列0 に次の級数を作成します。

-p/2, ..., -e, +e, ..., +p/2 (ただし e =p/(選択した行の数) )

これは超越関数を使用する際に役立つ級数です (sinc(5x) を参照)。


Sinc (5x)

このマクロは Sin(5x)/(5x) を含む列を作成します。x の値には列0 の値が使用されます。このマクロの結果は列1 に保存されます。

Pi Series を含む列を計算機の x およびラジアンとして使用するのに役立ちます。


abs(x)

このマクロは選択した列の絶対値を求め、適切な列に置き換えます。マスクされたデータおよび空のデータセルは計算に使用されません。


Random#

このマクロは下限と上限の間で一連のランダム数を生成します。結果として生じる一連の数は列0 に保存されます。

Random# を選択すると、以下を問い合わせるダイアログが表示されます:

  • 下限および上限により、ランダム数が分配される範囲を指定します。


 

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