ドットプロットと標準偏差マーカー (4.x / Win, Mac)

質問

ドットプロットに標準偏差のマーカーを追加できますか?

回答

標準偏差のマーカーを追加する機能はありませんが、プロットを別途作成し、レイアウトシートに重ねて表示することは可能です。

  1. 次の 4 変数で作成したドットプロットがあるとします。


  2. 散布図を作成するため、データシートの C4 列に ダミー変数を各々入力します。


  3. 数式入力に以下のスクリプトを貼り付けて実行します。
    m1=mean(c0);
    m2=mean(c1);
    m3=mean(c2);
    m4=mean(c3);
    ;
    m5=std(c0);
    m6=std(c1);
    m7=std(c2);
    m8=std(c3);
    ;
    name("SD ",c5);
    cell(0,5)=m1+m5;
    cell(1,5)=m1-m5;
    ;
    cell(2,5)=m2+m6;
    cell(3,5)=m2-m6;
    ;
    cell(4,5)=m3+m7;
    cell(5,5)=m3-m7;
    ;
    cell(6,5)=m4+m8;
    cell(7,5)=m4-m8;
    ;
    #SCRIPT
    x axis auto
    y axis limits 0 8
    plot_type=scatter
    begin_group
    x=4
    y=5
    end_group
    #END

    平均値と標準偏差を計算し、範囲を求めています。
    Y 軸の極限は 0 から 8 に指定しています。



    データシートの C5 列に計算結果が表示され、散布図が作成されます。


  4. 散布図を適宜変更します。


  5. ウィンドウレイアウト表示KG Layout を選択します。


    グラフの大きさや位置を調整して、ふたつのプロットを重ね合わせます。

レイアウトの操作の詳細は次を参照して下さい。