二元配置反復測定分散分析
この例は、サンプルデータファイルに対して二元配置反復測定分散分析を実行する手順を示したものです。独立変数の同一群が 2つの因子の影響を受けているかどうかを調べるには、この検定を使用します。これらの因子の 1つ以上が、独立変数の同一群に関して反復処理されています。二元配置反復測定分散分析では 3つの仮説の検定を行います。
- 最初の因子の水準または処理については差が存在しない。
- 2番目の因子の水準または処理についての差は存在しない。
- 因子間には交互作用が存在しない。
注意: この検定では、各群の観測資料数が同じでなければなりません。
保存されているデータファイルを開く
まず、保存されているデータセットを開きます。
- ファイル > 開くを選択します。

- Data フォルダを開きます。このフォルダは Examples フォルダ内にあります。

- ANOVA data ファイルをダブルクリックします。

このデータセットには、因子の列 (Exercise) と 3つの測度の列 (Pulse 1~Pulse 3) が格納されています。
二元配置分散分析の実行
このデータセットに対する二元配置分反復測定散分析を実行するには
- 機能 > 分散分析 を選択し、分散分析ダイアログを開きます。
- 変数 Pulse 1、Pulse 2、Pulse 3 を選択し、追加ボタンをクリックして、独立変数:リストに割り当てます。
- 一つずつ個別に割り当てることも、3つを同時に選択して一度に割り当てることもできます。
- Exercise を選択し、追加ボタンをクリックして、因子:リストに割り当てます。

- 反復測定(M) チェックボックスをオンにします。
- 反復因子名(F) フィールドに Pulse Rate と入力します。
- このラベルは、分散分析の結果に表示されます。
- 計算をクリックします。検定の結果は、ダイアログの下側の部分に表示されます。
- 計算された p値から、どちらの練習を実行したかによって Pulse Rate に有意差が存在することが分かります。

- ダイアログ内の該当するボタンをクリックし、結果をクリップボードにコピーしたり、印刷することができます。

- データウィンドウに戻るに OK をクリックします。
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