13.2 ArcInfo® または ArcView® (.asc) フォーマット

クリギングのアウトプットファイルのための ArcView® Ascii (.asc) フォーマットには、ヘッダレコードにファイルそのものに関する多数の情報が含まれており、それに続いて、特定の隅から始まる内挿グリッドの各行の z 値が続けて並びます。GS + フォーマットとは異なり、このフォーマットには、推定値の標準偏差と内挿にしようした隣接ポイントの数に関する情報は含まれていません。また、このフォーマットでは、内挿する x および y の間隔は同じである必要があります (これらは Interpolation Grid ダイアログウィンドウで同じ間隔に設定できます)。このフォーマットは、ESRI 社製 ArcInfo Geographic Information System と互換性があります。このフォーマットのデータは、ESRI 社製 ArcInfo™ または ArcView™ に直接インポートできます。なお、このフォーマットは、GS+ に読み込むことのできる前に説明した ArcView アウトプットフォーマットのひとつである ArcView XYZ インプットファイルのフォーマットとは異なる点に注意してください。

このファイルを ArcGIS™ グリッドファイルに変換するには、ArcView™ に付属する ArcToolbox™ の ライトバージョンまたは ArcInfo™ に付属するフルバージョンを使います。

  1. ArcToolbox™ を開きます。
  2. Import to Raster ツールを選択します。
  3. GS + アウトプットファイル名、グリッドタイプ (整数または浮動小数点)、グリッドアウトプットファイルの名称を指定して OK をクリックします。
  4. 以上で、このファイルを ArcMap™ で開くことができます。