7.7 一般相対バリオグラム

一般相対バリオグラム (general relative variogram) は、セミバリアンスのグラフを各距離間隔 h に使用したデータの平方和で正規化したものです:

γ GR(h) = γ (h) / (m-h + m+h)2

ここで、

相対バリオグラムは、全ての Z 値が正のデータセットのみについてしか計算できせん (そうでなければ上記分母はゼロになります)。もし有効データの Z の最小値が <0 であれば、相対バリオグラムは描画されません。この問題を回避するには、まずはじめに縮尺を変更するか、Data Summary ウィンドウでデータを変換します。

一般相対バリオグラム (等方性と異方性の両方) は、Autocorrelation ウィンドウの General Relative Variogram タブに表示されます。Z 値の最小値がゼロより小さい場合は、一般相対バリオグラムは利用できません。このタブの Expand ボタンをクリックすると、General Relative Variogram ウィンドウが開きます:

 

Cloud/Scatter、右クリックメニュー、および、ここで利用できるその他のコマンドは、Variograms ウィンドウのものと同じです。