5.2 度数分布
- 度数分布 (Frequency Distribution)
- 度数分布の値 (Frequency Distribution Values)
- 累積度数分布 (Cumulative Frequency Distribution)
- 累積度数の値 (Cumulative Frequency Values)
- 正規確率分布 (Normal Probability Distribution)
- 正規確率の値 (Normal Probability Values)
度数分布 (Frequency Distribution)
Frequency Distribution ウィンドウには、Z 変量に関する度数分布の棒グラフが表示されます。データに変換を加えていれば、表示されるグラフは2つになります。変換なし (NonTransformed) のデータ分布の右側に、変換された (Transformed) データ分布が表示されます (下図参照)。データに変換を加えていなければ、表示されるのは左側のグラフのみになります。データの変換は Data Summary ウィンドウで行います。
度数のクラス (棒) の数は、Edit Graph コマンドを使って変更することができます。度数分布棒グラフのほかに、Cumulative Frequency Distribution (累積度数分布) や Normal Probability (正規確率) 曲線を選択して表示させることもできます (下記参照)。
- Plot
グラフ化するプロットのタイプです。Frequency (上記)、Cumulative
Frequency、Normal Probability 曲線 (下記参照) のいずれかを選択することができます。
- Actions
いずれのグラフも、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンド、もしくは、右クリックメニューを使って、Print (印刷), Copy (コピー), Edit (編集), Export (エクスポート), または、List graph values (グラフの値一覧) を実行することができます。
度数分布の値 (Frequency Distribution Values)
Frequency Listing ウィンドウには、度数分布グラフの作成に使用した値の一覧が表示されます。クラスの数は、Frequency Distribution ウィンドウから Edit Graph コマンドを使って設定します。このワークシートはリードオンリー (読み取り専用) で、右クリックメニューの List values コマンド (または、GS+ のメインコマンドメニューから Data > List graph values コマンドを選択) で開くことができます。
- Actions
ワークシートの内容は、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンドや右クリックメニューを使って、Print, Copy, または Export することができます。Decimal Places (小数点以下の桁数) は、列を選択状態にして、Increase または Decrease Decimals アイコンをクリック (または、メニューコマンド Data > Change Decimals を使用) することで変更することもできます。列の一番上をクリックすると、選択した列に基づいてワークシートを降順または昇順で Sort (ソート) することができます。また、2つの列の境界線にカーソルをおいてそれを別の位置にドラッグすることによって、Column Widths (列幅) を変更することもできます。
累積度数分布 (Cumulative Frequency Distribution)
Cumulative Frequency Distribution ウィンドウには、Z 値に関する累積度数分布グラフが表示されます。データに変換を加えていれば、表示されるグラフは2つになります。変換なし (NonTransformed) のデータ分布の右側に、変換された (Transformed) データ分布が表示されます (下図参照)。データに変換を加えていなければ、表示されるのは左側のグラフのみになります。データの変換は Data Summary ウィンドウで行います。
データが正規分布に従っていれば、この曲線は S 型の度数分布で表示されることになります。例えば、以下のグラフは、データ変換によって元の分布が正規化しています。
- Plot
グラフ化するプロットのタイプです。Frequency、Cumulative Frequency (上記)、Normal Probability 曲線 (下記参照) のいずれかを選択することができます。
- Actions
いずれのグラフも、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンド、もしくは、右クリックメニューを使って、Print (印刷), Copy (コピー), Edit (編集), Export (エクスポート), または、List graph values (グラフの値一覧) を実行することができます。
累積度数の値 (Cumulative Frequency Values)
Cumulative Frequency Listing ウィンドウには、累積度数分布グラフの作成に使用した値の一覧が表示されます。このデータセットの全ての値は、値によって (昇順で) ランク付けされています。いずれの行も、その行におけるの値の度数にそれより前の全ての度数を加えたものです (百分率で表示)。最後の累積度数の値は 100% になります。例えば、テーブルの最初の値は、データセットの中の最小値で累積度数は 100 × (1/ n) になります。
- Actions
ワークシートの内容は、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンドや右クリックメニューを使って、Print, Copy, または Export することができます。Decimal Places (小数点以下の桁数) は、列を選択状態にして、Increase または Decrease Decimals アイコンをクリック (または、メニューコマンド Data > Change Decimals を使用) することで変更することもできます。列の一番上をクリックすると、選択した列に基づいてワークシートを降順または昇順で Sort (ソート) することができます。また、2つの列の境界線にカーソルをおいてそれを別の位置にドラッグすることによって、Column Widths (列幅) を変更することもできます。
正規確率分布 (Normal Probability Distribution)
Normal Probability Distribution ウィンドウには、Z 値に関する正規確率曲線が表示されます。データに変換を加えていれば、表示されるグラフは2つになります。変換なし (NonTransformed) のデータ分布の右側に、変換された (Transformed) データ分布が表示されます (下図参照)。データに変換を加えていなければ、表示されるのは左側のグラフのみになります。データの変換は Data Summary ウィンドウで行います。
正規確率曲線は、累積度数分布と同じで、y 軸に logn 変換を行ったものです。データが正規分布に従っていれば、この曲線は直線で表示されることになります。例えば、以下のグラフは、データ変換によって元の分布が正規化しています。
- Plot
グラフ化するプロットのタイプです。Frequency、Cumulative Frequency、Normal Probability (上記) 曲線のいずれかを選択することができます。
- Actions
いずれのグラフも、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンド、もしくは、右クリックメニューを使って、Print (印刷), Copy (コピー), Edit (編集), Export (エクスポート), または、List graph values (グラフの値一覧) を実行することができます。
正規確率の値 (Normal Probability Values)
Normal Probability Listing ウィンドウには、正規確率分布グラフの作成に使用した値の一覧が表示されます。このデータセットの全ての値は、値によって (昇順で) ランク付けされています。いずれの行も、その行におけるの値の度数にそれより前の全ての度数を加えたものです (対数正規で変換した百分率で表示)。
- Actions
ワークシートの内容は、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンドや右クリックメニューを使って、Print, Copy, または Export することができます。Decimal Places (小数点以下の桁数) は、列を選択状態にして、Increase または Decrease Decimals アイコンをクリック (または、メニューコマンド Data > Change Decimals を使用) することで変更することもできます。列の一番上をクリックすると、選択した列に基づいてワークシートを降順または昇順で Sort (ソート) することができます。また、2つの列の境界線にカーソルをおいてそれを別の位置にドラッグすることによって、Column Widths (列幅) を変更することもできます。