8.6 出力
- 出力の表示
- 仮説
- 中間変数
- 出力表示のチェックボックス
1. 出力の表示
出力の設定内容は、数式計算で適用されます。出力設定の一般的な初期値は、編集 > 環境設定の計算タブ
で指定します。
個々の出力結果については、表示のプロパティダイアログで調整することができます。出力結果を選択したら、以下に示す2つのいずれかを使ってダイアログを表示させることができます:
- マウスを右クリックして、選択コンテクストメニューからすべてのプロパティを選択。

- メニューバーから、編集 > プロパティを選択。

出力の選択肢は、演算の実行方法、および、出力結果の表示方法を指定するものです。
- 仮説を使用:方程式に絶対値を含めます。
- 中間変数を使用:出力結果を簡約する場合があります。
- 「表示」の各チェックボックスは、その出力結果を表示するかどうかを指定するものです。
出力セクションをクリックしたら、ドロップダウン矢印
を使って指定したい状態 (真または偽) を選択します。
1.1 仮説
仮説を使用を選択すると、Geometry Expressions は、数式から絶対値を除外し、図形を元にその値が正か負かを決定します。これを試すには以下の手順に従います:
- 出力された1つまたは複数の演算結果を
で選択します。
- マウスを右クリックして、選択コンテクストメニューからすべてのプロパティを選択します。
- 出力ボックスの仮説を使用の行のどこかをクリックします。
- ドロップダウン矢印
をクリックします。
- 真または偽を選択します。
当然のことですが、選択した数式に絶対値が含まれていなければ、このツールの内容は適用されません。
1.2 中間変数
中間変数に置き換えるとプログラムで計算される数式が簡約化される場合があります。このオプションで出力結果がどのように変わるかは、実際にお試しください:
- 出力された1つまたは複数の演算結果を
で選択します。
- マウスを右クリックして、選択コンテクストメニューからすべてのプロパティを選択します。
- 出力ボックスの中間変数を使用の行のどこかをクリックします。
- ドロップダウン矢印
をクリックします。
- 真または偽を選択します。
中間変数を使用が偽の場合、中間変数を表示の設定内容は無効になります。
注意:中間変数は計算で常に使用されるわけではありません。使用されない場合は、このボックスで設定した内容は無視されます。
1.3 出力表示のチェックボックス
数式が出力されたら:
- 出力結果をクリックします。
- マウスを右クリックして選択コンテクストメニューからすべてのプロパティを選択します。
- 出力の中の ... を表示のいずれかの行をクリックします。
- ドロップダウン矢印
をクリックします。
- 真または偽を選択します。
- 中間変数を表示:システムが中間変数を使用していれば、出力ウィンドウにその定義内容が表示されます。
- 名称を表示:システムによって出力に割り当てられる項です。この名称は zn となります。ここで n は出力の連番が入ります。
出力名を変更するには、出力結果をダブルクリックして、ボックスに新規名称を入力します。
- 図形に表示:真の場合、出力される数式を図形上に表示します。
- 出力ウィンドウに表示:真の場合、出力される数式を出力ウィンドウに表示します。この値が真の場合、名称を表示は真になります。
- 図形に対して大き過ぎる場合の表示:真の場合、出力される数式が出力ウィンドウに移動します (出力ウィンドウに表示は真になり、図形に表示は偽になります)。