4初期設定の調整

プログラムの初期値を編集するには、編集メニューから環境設定を選択します (Mac 版では Geometry Expressions > 環境設定)。

初期設定の内容は、環境設定 ダイアログの左側にリストされている内容で種類別に分けられています。表示させたいページのアイコンをクリックしてください。

ここで設定した内容は、選択したオブジェクトやそのグループに対しては、その初期設定を変更しなくても、選択コンテキストメニューを使用することで、個別に変更を加えることができます。

各選択タイプのラインカラーとスタイルを設定します。
ラベル属性に関連するフォント、その他の図形要素のカラーとサイズ/スタイルを設定します。
テキストのフォント属性、回転角、および、挿入する画像の透明度、および、テキストおよび画像のピン留めの状態を設定します。ピン留めされたテキストと画像は、スケール操作の結果としてページ境界に対して移動することはありません。
入力と出力、数学計算のデフォルトの英数字を設定します。
主グリッド、副グリッド、座標軸、図形の背景色、ページの境界線に関するプロパティを設定します。

各プロパティに設定可能な値を確認するには、その行をクリックします。行の右端にアイコンが表示されます (ただし、フォントプロパティの中の点サイズの選択肢は除く。点サイズは直接入力して指定します)。

アイコンをクリックして選択肢ダイアログを表示するか、ドロップダウンメニュー から選択肢を選びます。

あるタイプのドロー要素の初期値を変更すると、そのタイプの全ての要素に変更内容が適用されることになります。ただし、選択状態から編集 > プロパティ、または、右クリックの選択コンテキストメニューからすべてのプロパティを選択して、個別に設定がなされたものは除きます。同様に、個別にピン留め 、または、ピン留め解除 されたテキスト、画像、数式についても、ピン留めの初期設定の変更によって影響を受けることはありません。