1.1 Gene Construction Kit のインストール
はじめに GCK をインストールすると、必要なファイルはすべてひとつのフォルダに配置されます。インストールされるファイルには、最新の制限酵素データベース、チュートリアルサンプル、および、ヘルプファイル、ベクターデータベース等があります。お持ちのハードディスクにインストールするのに必要なファイルは、すべてこの CD に含まれています。
Macintosh 版の場合
インストールに必要な手順は以下のとおりです:
- GCK インストーラー CD を挿入し、GCK フォルダを選択します。
- CD の GCK フォルダをハードディスクにドラッグします。ドラッグ先は厳密に規定されているわけではありませんが Applications フォルダ内にするのが良いでしょう。
- コンピュータに CD を挿入したまま、今インストールした GCK アプリケーションを起動します。ここでパーソナライズ情報を入力します。GCK では、ソフトウェアの初回起動時に CD チェックによる検証作業が行われます。この操作は、2回目以降の起動時には必要ありません。
- 以上でソフトウェアのインストール作業は完了です。CD はコンピュータから取り出して結構です。以下に記載する注意事項をお読みいただき、Gene Construction
Kit をご使用ください。
Windows 版の場合
- Gene Construction Kit を実行させるコンピュータのドライブに CD を挿入します。
- このインストール CD に用意されている Setup.exe という名称のアプリケーションファイルをダブルクリックして、インストーラプログラムを起動します。"Yes" または "Next" をクリックしてデフォルトの指定で進めると、アプリケーションがお持ちのハードディスクの Program Files フォルダにインストールされます。
- CD を挿入した状態のまま、Start > Program Files > Gene Construction Kit を選択して GCK アプリケーションを起動します。ここでパーソナライズ情報を入力します。GCK では、ソフトウェアの初回起動時に CD チェックによる検証作業が行われます。2回目以降の起動時には、この操作は必要ありません。
- 以上でソフトウェアのインストール作業は完了です。CD はコンピュータから取り出して結構です。以下に記載する注意事項をお読みいただき、Gene Construction Kit をご使用ください。
インストールに関する幾つかの注意事項
- Mac 版では、インストール CD のフォルダを丸ごとドラッグしなければアプリケーションを正しく実行できませんのでご注意ください。CD からアプリケーションのみをハードディスクにドラッグしただけでは動作しません。以前のバージョンの GCK をお持ちで、最新バージョンでも引き続き同じファイルを使用したい場合は、一度最新バージョンの GCK フォルダをドラッグしてから、使用したいファイルをそこへ配置するようにしてください。
- Mac 版、Windows 版共に、新しい GCK をはじめて実行する場合は、オリジナル CD を挿入するよう指示されます (ドライブに CD が挿入されていない場合)。この作業は、ハードディスクを再フォーマットしない限り、初回起動時のみ必要となります。
- インストールのパーソナライズを行うには、Help > License Info... (Windows)、または、Gene Construction Kit > License Info... (Mac) を選択して、License Info パネルを開いて、Personalize... ボタンをクリックします。License Info パネルには、インストールされた GCK ライセンスのバージョン情報とシリアル番号も表示されます。この情報は Textco BioSoftware 社のサポートチームが、インストール後のアクティベートに関連する問題 (ハードディスクの損傷や、OS の入れ替え等) でユーザーをサポートする場合に必要な情報となります。Textco BioSoftware 社のサポートチームは、ユーザー固有のアクティベーションコードを元に、ユーザーに応じたライセンスタイプ、シリアル番号、有効期限の再設定や変更を行います。
Gene Construction Kit のアップデート
GCK のアップデートは、必要に応じて開発元のウェブサイトよりご利用いただけます。ウェブサイトを通じてアップデートするには、お持ちの GCK のバージョンが最低でも 4.0.0 以上である必要があります。最新バージョンの有無は http://www.textco.com/support.php で確認できます。新しいバージョンのアプリケーションを実行するには、ウェブサイトからまずアプリケーションのダウンロードを行い、旧バージョンのアプリケーションを別な場所に移動したあと、ハードディスクの GCK フォルダに新バージョンのアプリケーションを配置します。実際に動作の確認がとれたら、旧バージョン GCK を削除します。ウェブサイトには操作手順の最新情報が公開されていますのでご確認ください。
GCK の CD には、Gene Inspector® のデモ版も用意されています。Gene Inspector は、GCK と合わせてお使いいただける Textco 社の DNA およびタンパク質解析プログラムです。Gene Inspector Demo フォルダにデモ版のインストーラが用意されていますので、あわせてご利用ください。
ご質問や問題点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
それでは、心置きなく新しいソフトウェアをご堪能ください。