更新日: 18/02/01

Gaussian ユーティリティについて

Gaussian プログラムに付属するユーティリティには、次のような機能があります。

 

GaussView とGaussian ユーティリティの関係

GaussView を使用していて実感することはあまりありませんが、GaussView の一部の機能を動作させる際に Gaussian ユーティリティを使用しています。例えば、チェックポイントファイル (*.chk) を読み込む際には、formchk を、分子軌道 (MO) や電子密度等の等値面や静電ポテンシャルの等高線を描画する際には cubegen を用いています。

そのため、Gaussian と GaussView を利用するマシンが異なる場合 (Different Machine) 、GaussView を利用するマシンに Gaussian ユーティリティのみを別途インストールします。

 

Gaussian ユーティリティの 32 bit 版と 64 bit 版の選択について

Different Machine 版に付属する Gaussian ユーティリティには、Windows バージョンおよび MacOSX バージョンがあります。どちらのバージョンにおいても、ご指定がない場合には、64 bit 版を出荷いたします。Windows バージョンには 32 bit 版もございます。ご要望の際はその旨ご指定ください。

一般的に 32 bit OS 上で 64 bit アプリケーションは動作しませんが、64 bit OS 上で 32 bit アプリケーションは動作します。そのため、64 bit / 32 bit OS のどちらにもインストールする可能性がある場合等には 32 bit 版 をご選択いただくことをおすすめします。

32 bit 版には Gaussian 09W および 16W 32-bit版 の制限と同様に使用できるメモリ使用上限に 2GB までという制限がありますが、ユーティリティを使用する上でこの上限に制限されることはほとんどありません。

 

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