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Gaussian プログラムに付属するユーティリティには、次のような機能があります。
GaussView を使用していて実感することはあまりありませんが、GaussView の一部の機能を動作させる際に Gaussian ユーティリティを使用しています。例えば、チェックポイントファイル (*.chk) を読み込む際には、formchk を、分子軌道 (MO) や電子密度等の等値面や静電ポテンシャルの等高線を描画する際には cubegen を用いています。
そのため、Gaussian と GaussView を利用するマシンが異なる場合 (Different Machine) 、GaussView を利用するマシンに Gaussian ユーティリティのみを別途インストールします。
GaussView (W/IM) は、32 bit アプリケーションですが、Different Machine 版に付属する Gaussian ユーティリティについて 32 bit 版または 64 bit 版から選択することができます。ご利用の OS に合わせてご選択ください。
一般的に 32 bit OS 上で 64 bit アプリケーションは動作しませんが、64 bit OS 上で 32 bit アプリケーションは動作します。そのため、64 bit / 32 bit OS のどちらにもインストールする可能性がある場合等には 32 bit 版 をご選択いただくことをおすすめします。
パフォーマンスの観点では 32 bit 版と 64 bit 版はほぼ同等です。32 bit 版には Gaussian 09W 32-bit 版の制限と同様に使用できるメモリ使用上限に 2GB までという制限がありますが、ユーティリティを使用する上でこの上限に制限されることはほとんどありません。このことは、ユーティリティで使用できるメモリ上限が、64 bit 版/32 bit 版を問わず、デフォルトで 256 MB に設定されており、これを変更しなければならないケースすらほとんどないことからもお分かりいただけると思います。