6.2 データのエクスポート
File | Export メニューコマンドは、他のアプリケーションプログラムでも読み込めるファイル形式で、プロジェクトの情報を保存します。たとえば、ディジタイズしたポイントの情報を使って、姉妹ソフト Surfer で等高線マップを作成する場合がこの例です。4
- ポイントのディジタイズでは、モニター用井戸の水位と ID 番号を取得しました。Export コマンドで、水位情報をもつファイルを出力します。
まず、各ポイントのテキストデータファイルを作成します。最初に Criteria
Select コマンドを使って、ポイントの選択を行います。
ポイントの選択:
- Edit | Criteria Select メニューコマンドを選択します。
- Criteria Select ダイアログの Selection
Type リストで、Object Type を選択します。
- Object Type リストで Point を選択します。
※ 注意:Object
Typeリ ストは、Selection Type リストで Object Type を選択しないと表示されません。 |
- ダイアログの中央にある Condition は、None に設定します。
- Select ボタンを押します。ディジタイズした 11 ポイントが選択されます。
- 目的のオブジェクトが選択されたら、Close ボタンを押します。
ファイルの中のすべてのポイントを選択するには、Selection
Type を Object Type にし、Object Type は Point と設定します。
 |
ポイントのエクスポート:
- File|Export メニューコマンドまたは
を選択します。
- Export ダイアログ左下にある Selected
objects only のチェックボックスを ON にします。
- ファイルの種類には、DAT - Golden
Software Data (*.dat) フォーマットを選択します。
- ファイル名に名前を入力します。
- 保存ボタンを押します。
- Export Options ダイアログが表示されたら、[.DAT]
ファイルのフォーマットを指定します。Tabs as separators と Quote
text のチェックボックスを ON にします。
- OK ボタンを押すと、Golden
Software Data [.DAT] ファイルが生成されます。このデータは、ASCII テキストファイルとしてアプリケーションプログラムに読み込まれます。
