3. 計画の分析

本分析は、subplot とwhole-plot の効果は別々に分析され、それぞれが独自の半正規プロットを取得するという1点を除いて、これまでのDesign-Expertの計画と同様に扱うことができます。Amplification の分析を開始するには、画面左の “Analysis” ブランチの下にある“R1-Amplification” ノードをクリックしてください。

  1. Transform オプションはそのままに、“Sub-plot Effects” タブをクリックしてください(分析プロセス後半のDiagnosticsで示唆されない限り、Transform オプションを変更する必要はありません)。
  2. 以下のように、重要な効果(グラフ右側の目立つポイント)をクリックして選択してください。

    デフォルトで右側に並んで表示されるPareto chart が、half-normal の効果を選択した際にどのように変化するか注目してください。
  3. 次に “Whole-plot Effects” タブをクリックしてください。階層に関する警告が表示された場合は “Yes” をクリックしてください。以下のように、階層中で選択されていない重要なwhole-plot の効果を選択してください。


  4. “ANOVA(REML)” タブをクリックしてください。制限付き最尤法(REML)は、重要な効果を適切に識別し、分割法のp値を計算するために必要です。この場合、すべてのwhole-plotとsub-plotの項は、p <0.05レベルで有意となっています。
  5. “Diagnostics” タブをクリックして、これまでと同様に分析を開始します(詳細については、本チュートリアルよりも遥かに詳細に記載してある「2水準完全実施要因計画」チュートリアルを参照してください)。1つ外れ値の可能性があるプロット(赤線の外にある)が存在しますが、256回の実行がある計画内では、それはあり得る可能性があるため、そのままにしておきます。
  6. Model graphs やNumerical optimization 、及びその他の分析後のオプションは、Design-Expert の2水準完全実施要因計画と同様に機能します。最後に“Amplification” の応答を最大化するような条件のグラフを確認しましょう。