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更新日: 21/01/13

1. はじめに

このチュートリアルに着手する前に、前に取り扱った「2水準完全実施要因計画」チュートリアルの実践をお勧めします。これにより、本チュートリアルでは飛ばしている多くの詳細な情報を理解できるため、設計と分析のためにDesign-Expertが持つ分割法の独自の機能の要点をより迅速に把握できます。

多くの場合、実験者はランダムな順序で実行することを意図して2水準完全実施要因配置計画を設定しますが、温度などの特定の要因は簡単に変更できないことがわかります。 この場合、分析は分割法で行う必要があります。

分割法の設計は、“whole-plot” と呼ばれる広い領域に1つの処理を適用し、“subplot” と呼ばれるwhole-plot内の小さな領域に他の処理を適用することで始まります。 例えば、whole-plotは肥料1(fertilizer 1)及び肥料2(fertilizer 2)について処理を行い、subplotは種子の種類1~8の処理を行う場合です(下図を参照)。

2つのwhole plot(肥料)と8つのsubplot(種子)に分割されたフィールド

事例:ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)

本チュートリアルの例は、遺伝性疾患やその他の目的を診断するためにDNAを増幅する生化学的技術であるポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に基づいています。 機器の制限により、処理を完全に無作為化することは難しいため、生化学者は分割法設計を利用することにしました。 この場合、whole plotは実際には時間と温度のさまざまな条件にさらされるプレートです。subplotは各プレート内のくぼみに分類され、実験者は残りの要素をランダムに適用することができます。