1. バッテリー寿命の事例(続き)

前回の多元配置実験(Part1)では、すべての因子をカテゴリー型として取り扱いました。このチュートリアルのパート2では、Design‐Expert に装備されているいくつかの機能を紹介していきます。これらの機能を使用することで、結果を解釈しやすくなるだけでなく、処理するデータの種類に効果グラフをより適合させることができます。(我々はすでに、Montgomery による古典的バッテリー実験の処理にあたり、Design‐Expert® ソフトウェアの Response Surface(応答曲面)タブを使用して、気温に関する単一因子と、素材タイプに関する3水準のカテゴリー型単一因子を組み合わせて、計画を構成できることを述べました。このような応答曲面法の基礎については、この後の Response Surface Tutorials で詳しく取り扱うので、ご安心ください)。それでは、Design‐ Expert の柔軟な機能を紹介するまえに、一般的な要因配置計画の事後、あるいは、計画の途中において、 カテゴリー型から数値型に切り替えるには、Design‐Expert でどのような手順を踏むのか見ていきましょう。

まず、前回 Battery.dxpx と名前を付けて保存したファイルをもう一度開いてください。ファイルを既に開いている場合は、パート1で作成したバッテリーデータの “Design” ノードをクリックしてください。