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Analytica では、複数の変数に対して同時に感度分析 (sensitivity analysis) を実行することができます。
このセクションでは、Buying price を変更して、択一的決定に基づいて結果を比較することにします。これを実行するために、Buying price と Appreciation rate の両方に対してパラメトリック分析を実行します。
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このリストの最初のセルには、前に定義された式、すなわち、140K が代入されています。前のセクションで紹介したステップ6とステップ7で行った手順と同様に、この値を変更したあと、他のセルを追加します。
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Result ウィンドウに、この変数の Mid 値が表示されます。Buying price それぞれに対応する3つの曲線が Difference between buying and renting 変数です。グラフの下には、それぞれの曲線を識別する凡例 (キー) が表示されています。
Mid 値の結果を調べると、賃貸が購入に比べて安い結果になるのは、$160K の住宅で appreciation rate が -2%/year より低い場合、または、$140K の住宅で appreciation rate が-6%/ year より低い場合のみであることが分かります。そうすると、お買い得なのは 120K の住宅でしょうか、それとも、160K の住宅でしょうか?これは、期待する appreciation rate (上昇率) の内容によって変わります。appreciation rates が 9%/year より低くて良いなら、価格の安い住宅ほど好ましい投資になります。appreciation rates が 9%/year より高いのを望むなら、高価な住宅ほど収益は高くなります。
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3つの次元、すなわち、Buying price, Buy or rent, および Appreciation rate の結果が上図のように表示されます。
グラフには次元を2つしか表示できないため、第3の次元、すなわち、Buying price = $120K のときの値が Analytica により選択され、表示されています。
Buying price の別のインデックス値を表示するには、ナビゲーション矢印を使います。
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グラフの内容が Buying price を $160K としたときの Costs of buying and renting の Mid 値に変わります。
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このテーブルには、Buying Price と Appreciation Rate の値をパラメータ化した購入コストの Mid 値が表示されます。
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このテーブルを見ると、Cost to Rent は Buying Price にも Appreciation rate にも影響を受けないことが分かります。
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