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Grapher 18 で追加された機能

1. バブルプロットの凡例に可変サイズのシンボル

バブルプロットの凡例に、可変サイズのシンボルを利用できるようになりました。作成したバブルプロットの Size 変数を制御しているデータの値を凡例として容易に示すことができます。デフォルトの入力データファイルから提供されるラベルシステムを使用することも、各エントリに独自のラベルテキストを手動で設定することもできます。シンボルの形状とバブルカラーのプロパティは、バブルプロットの変更に応じて凡例にも反映されます。

バブルプロットの新しい凡例を作成できるプロットタイプ:

  • バブルプロット
  • XYZ バブルプロット
  • 三角バブルプロット
マウスをクリックするだけで、バブルのサイズに応じたバブルプロット凡例を追加できます。

 

2. ボックスプロットの改善

  • ボックス幅のマニュアル設定と変数設定

Grapher 18 では、ボックスプロットの幅を制御できるようになりました。すべてのボックスプロットの幅を一度に変更することも、各ボックスプロットの幅に変数を指定することもできます。変数を指定すると、各データセットのサンプルのエントリ数に応じてサイズが変更されます。この設定を使用することで、統計的有意性の指標となる各ボックスのデータ母集団をすばやく比較できます。

Width Type に Variable を指定したボックスプロットの例

  • ボックスプロットで使用する入力データを条件フィルタでフィルタリング

Grapher 18 では、ボックスプロットにクリッピングと条件フィルタのいずれかまたは両方を使用できるようになりました。条件フィルタを使えば、お持ちのデータファイルそのものには変更を加えずに、条件を指定することでプロットに使用するデータを除外したり含めることができます。これにより、外れ値や負の値、誤った記録を容易に除外することができます。

条件フィルタで特定したデータをプロットに含めたり除外できます。

 

3. 三角プロットでクリッピングと条件フィルタを利用可能

クリッピング機能を使用して特定の値や値の範囲を除外したり、条件フィルタを使用して特定の列を含めたり除外できるようになりました。井戸 IDでデータをフィルタリングしたり、null 値を削除する際に役立つ機能です。

三角プロット:条件フィルタやクリッピング機能を適用した例

 

4. File | Open ダイアログのリサイズ機能

File | Open ダイアログをモダン化することでサイズ変更が可能となりました。ファイルのフルパスやプロジェクトのプレビュー、ファイルの詳細情報をこのダイアログで確認することができます。これによって、Grapher での作業体験が質的に向上します。

File | Open ダイアログ

 

5. ステータスバーの幅をリサイズ

ステータスバーに表示される区切りのサイズを変更できるようになりました。 これによって、データの値、プロットの値、ページの座標がステータスバーに切れずに表示させることができます。

 

6. 処理速度の改善

  • プロジェクトに大量のデータがある場合のコピー/ペースト操作の実行速度が向上しました。
  • 多数のデータシートやデータファイルにリンクが設定された GRF ファイルの処理速度が大幅に向上しました。