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v12 で追加された機能

2 値応答のロジスティック回帰

例えば、合否を 0, 1 で表す場合のように、結果が 2 項目だけであるとき、標準的なモデルフィッティングでは対応しきれません。下記の地対空ミサイル (SAM) テストに関するプロットに示すようにロジスティック回帰分析は成功、失敗の確率を予測する際により効果的な方法です。

 

Kowalski-Cornell-Vining (KCV) モデル

従来のクロスドモデル (mixture x process) を用いる際、過程の要因 (焼き加減など) を伴う、成分を混ぜ合わせるような実験 (ケーキのレシピの作成など) には非常に多くの組み合わせが必要です。KCV モデルは、余分な高次の項を除去することにより、実行回数を大幅に減らし、時間・材料・費用を節約することができます。

 

3D 散布図

Design-Expert のパワフルなモデリングツールで詳細を掘り下げる前に、3D 散布図の回転機能やその他の拡張機能を使って、これまでになく簡単に生データを視覚化できます。

 

ヒストグラムプロット

Graph Columns に新しいヒストグラムオプションが加わりました。ビン数を変更し、Y 軸で頻度、密度、割合を選択できます。

 

グラフノートブック

Model Graph タブの表示が単一グラフからノートブック形式になりました。 1 つの画面に複数のグラフをレイアウトして、応答モデルを一目で確認できます。

 

対比オプションの追加

カテゴリ因子 (categoric factor) に新しい対比オプション (Contrast Option) が追加されました。 Treatment 対比では、さまざまなカテゴリレベルの効果の比較を参照レベルで直接行えるようになりました。

 

その他

ロジスティック回帰

  • 0 と 1 だけの応答に限らず、2 つの値で構成される応答に対して機能
  • カイ二乗検定で、モデルの項の有意性を提示
  • McFadden, Adj. McFadden, Tjur pseudo-R-squared 検定が追加
  • 成功または失敗の可能性に基づいて、最適化が基準を提供
  • 「成功」と見なすレベルを設定可能
  • 確認ツールのサポート

インターフェース

  • シミュレーションエディタでフォントサイズの設定が可能
  • 新しいグラフメニューにアイコンが追加
  • 単一因子設計用の最適化グラフで因子ツールを提供
  • 3D サーフェスグラフのタイトルを編集可能
  • モデルグラフがノートブックインターフェースにアップグレード
  • すべてのグラフに、独立して移動できるドッキング可能な凡例を追加
  • 凡例を、右クリックメニューからグラフの右または下にドッキングすることも可能
  • 凡例の要素は、右クリックメニューから個別に切り替え可能
  • 凡例のフォントサイズは、その上にマウスを置き、コントロールを押しながら、マウスのスクロールホイールを使用して調整可能
  • データの任意の列のヒストグラムを、Graph Colum ノードで生成可能
  • Graph Column 散布図に 3 番目の軸を設定して、3 次元散布図に変更可能
  • Cubeプロットを、観測値と予測値の間で切り替え可能
  • Interaction プロットまたは One Factor プロットで点をクリックしたときの一対比較を、別のツールボックスで利用可能

カテゴリーコーディング

  • カテゴリ変数で Helmert 対比が使用可能となり、各レベルを残りのレベルの平均と比較することが可能
  • Treatment 対比も使用可能。各レベルをユーザー選択の対照または参照レベルと比較
  • 序数の対比は数値でなくても可能。数値でない場合は、“Low”, “Medium”, “High” 等、それらは等間隔であると仮定されます
  • ANOVA が対比タイプの選択を表示