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バージョン 2 で追加された機能

Strater 2 では、ボーリング孔のログデータとプロット作成が、今まで以上に簡単にできます。Strater のユーザーは、ログ作成スピードと質を向上する機能が、大幅に改善されたことを実感するでしょう。主な追加点と変更点は以下の通りです。

 

機能性を高めたデータテーブル

操作が簡単なデータテーブルが、作業効率を高めます。データテーブルは、クリックで素早く内容を閲覧できるように、キュメントファイル毎にタブで表示します。データテーブルは、エクセルのワークシートに操作が似ているので、直感的に使いこなすことができます。新機能は以下のとおり:

  • 検索/置換
  • セルのフォーマット
  • トランスフォーム機能
  • 複数セルの並び替え、コピー/ペースト
  • 文字型⇔数値型のデータ変換
  • ボーリング孔ID のリネイム機能
  • 統計機能
データテーブルのタブによって Strater 2 のデータベースビューは切り替わります。

 

ボアホールビューでは複数ボーリング孔を表示

複数のボーリング孔がボアホールビューに表示できるようになったので、無制限な数のボーリング孔の地下データが視覚的に比較できるようになりました。各ログにはProperty Manager に IDフィルターオプションがあり、それぞれのログのボーリング孔を表示するか否か指定できます。

複数のボーリング孔の地下データを比較したビュー

 

スキームの凡例作成

自動的に凡例を作成することで、時間を節約できます。凡例は、どのウィンドウのどこにでも設置でき、最も視覚効果のあるものに変更できます。

上記の三つの例のように、スキーム毎に凡例を作成できます。

 

ログウィンドウへのオブジェクトの追加

描画、インポート、もしくはコピー&ペーストすることで、ログウィンドウへ素早くオブジェクトを追加します。重要な発見やドキュメントの特別な状況をマーカーで色づけすることは素晴らしい方法です。テキストや、MS Word や Excel ファイルもしくは他の Strater プロジェクトからのログのデータを含む、ほとんどのオブジェクトを、ログウィンドウへ直接コピー&ペーストできます。

ログウィンドウへの素早いオブジェクトの追加
この例は、注釈・ライン・図形を含んでいます。

 

ライン/シンボルログの改良

ライン/シンボルログは、以下の新しいログプロパティを用いることで、望みどおりに正確に表示できるよう、改良されました。

  • ログ:データが欠けている箇所は、ログのラインを中断するようプロパティの設定ができます。
  • 塗りつぶしの遮断:カットオフ値や塗りつぶし遮断プロパティ、またラインもしくはシンボルログの方向の設定が可能です。
  • テキストラベル:ライン/シンボルログのポイントをラベル表示します。
ラインの中断、塗りつぶし遮断プロパティ、テキストラベルを使用した
ライン/シンボルログ表示

 

半透明の設定

重なった部分のデータが見えるように、ログの一部を部分的に半透明にします。Strater を使えば、塗りつぶし、ライン、シンボル、テキストのプロパティを0%から100%の範囲で半透明に設定することができます。

半透明(Opacity:不透明度)設定は、データを表現するためのオプションです。

 

パーセンテージログのテキストラベル

パーセンテージログを用いれば、より多くの情報を表示できます。テキストラベルを追加することで、ログにある各アイテムの正確なパーセンテージを素早く見ることができます。

パーセンテージログのテキストラベルの表示

 

ラベル書式の改良

見やすいラベルを用いることで、データは理解しやすくなります。 新しいラベル書式オプションによって、ラベルレイアウトとスタイルを変更できます。小数点や接頭語、接尾語を加えた数値ラベルを設定することができます。

数多くのスタイルオプションによって、内容の明確なラベル書式を作成できます。

 

ズームビューオプション

新しいズームビューオプションで、ログの詳細をクローズアップして確認できます。

  • マウススクロール・ホイールを使ってボーリング孔ビューをズームイン・アウトします。
  • Ctrl キーを押しながら View > Zoon > Selected を選択することで、オブジェクトの幅を拡大することもできます。
  • Ctrl キーを押しながら、View > Fit Pane to Window を選択することで、ボーリング孔ビュー内の表示は、ウィンドウ幅に拡大されます。
よく調べるために、オブジェクトの幅をズームします。
ボーリング孔の表示をウィンドウ幅まで拡大します。
ログがとても長い場合のデータ表示に大変便利なツールです。

 

ウィンドウ のタブ表示

ボーリング孔ビューとデータテーブルウィンドウは、タブ化されたドキュメントとして表示されるので、簡単にアクセスできます。さらにもう一つウィンドウを開く場合、タブがスクリーンのトップに現れ、ウィンドウ表示の切り替えは、単にタブをクリックするだけでできます。マウスワンクリックで、タブの並び順も容易に変更可能です。

プロジェクトの全てのボーリング孔ビューとデータテーブルを、プロジェクトウィンドウの一番上に一列に表示します

 

プロパティマネージャーのタブ

以下のように、プロパティマネージャーの各セクションをタブで一列に表示します。 または、昔ながらの水平バーで一列に表示することもできます。

プロパティマネージャーにあるタブは、より簡単にログプロパティを調節するのに役に立ちます。

 

新しいサンプルファイルとサンプルスキーム

予め定義された多くの新しいスキーム、もしくはサンプルテンプレートファイルをログのデザインに使用すれば、時間を節約できます。

この新しいUSCSスキームファイルは、Strater 2 の新しい四つのサンプルスキームのうちの一つです。サンプルファイルと共に提供されます。

 

塗りつぶしパターンの追加

Stater 2 には、ログを素早くカスタマイズするために、新しい塗りつぶしパターンが用意されています。

新しい塗りつぶしパターンは、上記の階調度オプションのように、
ログをすばやくカスタマイズします。

 

詳細テキストログの改良

詳細テキストログの表示改良を利用する:

  • テキストを回転する
  • 同じ内容の場合、1つに同化する
  • テキストパラグラフがページ区切りをまたがっている場合、テキストを繰り返す
  • 区切り線プロパティとは別に、ブラケット線プロパティの編集ができる
テキストログのための新しいオプションを使用して、
望みどおりのテキストを正確に表示します。

 

キーワードスキームと岩相スキームの変換

スキームエディタで、キーワードスキームを岩相スキームに単一コマンドで変換でき、またその逆も可能です。

キーワードスキーム⇔岩相スキーム の変換

 

スケール設定オプションの改良

改良されたスケール設定を用いてログを表示:

  • カラーテーブルのスケール:ボーリング孔深度の開始点/終了点、スケールを決定するために、カラーテーブルでスケールを設定します。
  • 自動もしくはカラー深度設定によるユーザー定義スケール:深度を深度スケールもしくは自動に設定すると、1インチ(もしくはセンチメーター)当りのスケール値が設定されます。
  • 相対スケール:ボアホールビューのスケールを相対値(例: 1:2500)で設定することができます。

Print Multiple Logs コマンドを使用した場合、各ログのスケールもまた適切な値に更新されます。

 

テンプレートの改良

全てのデータテーブル、ビューインフォメーション、オリジナルプロジェクトからのスキームをテンプレートに保存することができます。テンプレートは、アクティブモードのときに保存できます。File> Open と File > Save コマンドを使ってテンプレートをロード/セーブできます。

その他多数の操作性が向上しています。