v11 で追加された機能
- 複数のウィンドウの配置を簡単に設定
ボタンをタッチするだけで思い通りの配置に表示できます。例えば、DX 11 の分散分析レポートに生成された各テーブルを以下のような3分割のレイアウトに表示することができます。
- 診断グラフ (Diagnostics graphs) の複数グラフ表示
ペイン設定ツールの4ウィンドウオプションを使えば、上下、左右方向の比較に活用できます。
- ツールボックスのドッキング、リサイズ
3D 応答局面の因子設定を制御するツールなど、各種コントロールをいちばん使いやすい場所に移動させることができます。
その他の新しい機能
グラフィック
- 高解像度モニターに適した DPI スケーリングの改善
- グラフのラインがアンチエイリアス (スムーズ) 表示に対応し太めになりました。
- サーフェスグラフからすべての等高線を除外する機能の追加
インターフェース
- アイコンの刷新
- ツールチップ (マウスを合わせたときに出るヘルプ) の増加
- Unicode のサポートを含む各国言語の対応が向上
- View の位置をオリジナルのレイアウトに戻す Handy Reset Toolbox オプションを追加
- レポートが複数タブに分割され、そのサイズや配置を変更可能
- Ctrl キーとマウスホイールのスクロールで、レポートのズームイン・ズームアウト、フォントサイズの拡大・縮小が可能
- 新しい Design Properties ツールを追加。行列の属性をインタラクティブに編集できるので簡単にレイアウトを設計できます。
計画の設計
- 既存の計画の離散水準の編集が可能
- 分割法 (Split-plot designs) の基準に I または A-最適計画を組み込み
- ブートストラップの最適パラメータの改善によるパフォーマンス向上
- 分割法 (Split-plot ) の各種要因計画 (factorials design) のサイズを、グループ数とグループサイズによって容易に指定
モデリング能
- 中心点ありの要因計画に “Remove/Add Curvature” (曲率の追加・削除) ボタンを追加
- 中心点ありの要因計画のための ANOVA の合理化により、直観的でフレキシブルな利用が可能
分析機能
- レポートの多くのテーブルをソート可能
- モデルの最大次数を制限することで大規模な計画の計算を高速化
確認実験
- エントリの試行 (および評価) をそれ自身のテーブルから実行
- 複数ポイントにおけるモデルの確認実験をタブを使って簡単に実行
シミュレーション
- Response Generator (応答生成元) の拡張。多くの関数と定数を追加