チュートリアル 14: 定義済み解析セットの活用

  1. Gene Inspector には定義済みの解析セットがいくつか用意されています。これらを活用することで、一般的に使用される多数の解析を簡単にセットアップすることができます。定義済み解析セットは、必要に応じてその内容を編集したり不要なら破棄することができます。また、解析セットアップの使用例を紹介するという意味もあります。

  2. それでは、Analysis > Hydropathy Analyses を選択してみましょう。この解析セットには、ハイドロパシー (疎水性度/親水性度の分布) 解析が10個用意されています。それぞれポップアップメニューから利用可能なテーブルを選択できます。この解析セットを使用するには、解析したいペプチドシーケンスをインプットシーケンスパネルから選択します。

  3. 解析したいシーケンスの選択が完了したら、Run ボタンをクリックします。

  4. 新規ノートブックが作成され、解析がスタートします。解析が実行されている間に、Analysis > Show Analysis Monitor を選択してみましょう。実行が予定されている全ての解析とそれが実行される順番が表示されます。解析が完了するとそれらはリストから削除され、次の解析が実行されます。

  5. 全ての解析が実際に実行されたかを確認するには、Notebook > Reduction > Reduce to Fit in Window を選択します。ノートブック全体が画面に全て収まるように、画像の倍率が縮小表示されます。

  6. Notebook > Notebook Layout... を選択して、表示を Side by side layout に設定します。

  7. 縮小モードで表示されたまま、ノートブックシートの構成が思い通りになるよう解析出力オブジェクトを移動します。

  8. 次に、Notebook > Reduction > Enlarge To Full Size を選択してグラフ結果を通常表示します。

以上でこのチュートリアルを終わります。ここでチュートリアルを終了しても、次のチュートリアルに進んでも結構です。次に進む場合は、現在開いているウィンドウを全て閉じてください。