更新日: 18/03/27

Tecplot 360 インストール手順: シングルライセンス、Linux 用

OS 管理者権限を持つユーザー (*1) で作業します。
(*1) ユーザー名には “Administrator” のように半角英数のみをお使いください (全角文字は不可)。

2013 R1 より、インストーラーはダウンロード提供となりました。インストーラーの入手方法は インストーラーのダウンロード方法を参照ください。

  1. インストーラーを実行
  2. Tecplot 利用ユーザーに環境変数を設定
  3. ライセンス情報を入力

 

1. インストーラーを実行

root ユーザーとして作業します。

  1. インストールシェルを実行します。
    # sh ./tecplot360ex2018r1_linux64.sh
    Tecplot 360 EX Installer Version: , Copyright (c) Tecplot, Inc.
    This is a self-extracting archive.
    
    If you want to stop extracting, please press <ctrl-C>.
    Tecplot, Inc. License Agreement
    

  2. [Space] キーを押しながら License Agreement を確認します。
    (中略)
    Do you accept the license? [yN]:
    y (*1)
    
    (*1) License Agreement に同意される場合のみ y と入力してください。
    同意されない場合は他の語句を入力してください。インストーラーは終了します。

  3. インストール先のディレクトリを入力します。特に変更する必要がなければ Enter キーを押します。

    初期設定では [/usr/local/tecplot] です。 初期設定から変更する場合、PATH に空白や日本語を含めないでください。
    初期設定の場合、Tecplot 360 2018 R1 は [/usr/local/tecplot/360ex_2018r1] にインストールされます。
    Please enter the name of the directory in which to install [/usr/local/tecplot] [Enter]キー
    

  4. Tecplot Chorus をインストールするか選択します。インストールする場合には Y を、インストールしない場合には他の語句を入力してください。
    Do you want to install Tecplot Chorus? [Y]: Y

  5. 下記のメッセージが表示されると、インストールは完了です。
    Extracting, please wait...
    (中略)
    Tecplot Chorus installed successfully!
    
    Unpacking finished successfully

2. Tecplot 利用ユーザーに環境変数を設定

この例ではログインシェルとして bash を使用しています。他のシェルをお使いの場合は、そのシェルの構文に合わせて環境変数を設定してください。
  1. Tecplot を利用するユーザーでOSにログインします。
  2. Tecplot を利用するユーザーのホームディレクトリ直下にある .bash_profile ファイルをテキストエディタで編集し、下記2行を追加します。
    export TEC_360_2018_R1=[Tecplot 360 install Directory PATH](*1)
    export PATH=$TEC_360_2018_R1/bin:$PATH
    
    (*1) この例では export TEC_360_2018_R1=/usr/local/tecplot/360ex_2018r1 となります。
  3. 設定した環境変数を有効化します。
    # cd
    # . ./.bash_profile
    

 

3. ライセンス情報を入力

製品のアクティベーションコードをお持ちで、インターネット経由でアクティベーションを行う場合は、3-1. アクティベーションコードを入力 を、アクティベーションコードでエラーが発生した場合やインターネットに接続できない場合には、3-2.ライセンスファイルを登録 に従ってライセンス情報を入力してください。

ライセンス情報を入力すると、ライセンス構成ファイルは次のフォルダに保存されます。
~/.local/share/data/tecplot
このフォルダはユーザー毎のフォルダとなっており、同じコンピュータの別のユーザーでは認識されません。
インストールしたコンピュータのすべてのユーザーが同じライセンス構成ファイルを認識できるようにするには、下記の手順を実行した後に、作成されたライセンス構成ファイル (360ex.lic) をインストールフォルダに移動してください。

 

3-1. アクティベーションコードを入力

  1. Tecplot 360 を起動します。

  2. Licensing」画面が表示されますので、「License options」として
    Activation code」を選択します。 アクティベーションコードを入力し、「Activate」ボタンを押します。



  3. Licensing」画面が消えるとアクティベーションは完了です。

 

3-2. ライセンスキーを登録

ライセンスキーを取得

Tecplot ライセンスキーの申請についてをご参照のうえ、ライセンスキーを申請してください。

ライセンスキー申請に必要な myhostids.txt は Tecplot 360 をインストールしたフォルダにあります。

ライセンスキーはメールで送付されます。
ライセンスキーがファイル(tecplot.lic)として添付されている場合には、添付されたファイルをデスクトップなどの見つけやすいフォルダに保存します。

 

ライセンスキーの登録

  1. Tecplot 360 を起動します。

  2. Licensing」画面が表示されますので、「License options」として「License file」を選択します。


  3. ライセンスキーがメールの本文中にテキストとして書かれている場合には、メールからライセンスキーをコピーし、License Key の下に貼り付けます。

    ライセンスキーがファイルとして添付されている場合には、「Open License File」ボタンを押します。
    Open license file」画面が表示されますので、上記で保存したライセンスファイルを指定し、「Open」ボタンを押します。

  4. OK」ボタンを押し、「Licensing」画面が消えると、アクティベーションは完了です。


  5.