スライスのベクトル間隔をコントロールする
質問 : スライスに表示させたベクトルの間隔を調整したい。
回答 : スライスに表示させたベクトルの間隔を直接調整することはできませんが、スライス面を新たな Zone として抽出すれば、その Zone のベクトルの間隔を調整することが可能です。
1. Tecplotにデータをロードする
- メニューの File | Load Deta Files を選択し、/examples/3D_Volume/ductflow.plt をロードする
2. スライスから新たな Zone を作成する
- サイドバーの Slices にチェックを入れ、右横にある Details ボタンを押して Slice Details ダイアログを表示する

- Definition タブを選択し、スライス面の位置を調整する

- メニューの Data | Extract | Current Slices… を選択する
-->Extract Current Slices ダイアログが表示される。Extract ボタンを押すと、新しい Zone が作成される。

3. ベクトルを表示し、ベクトルの間隔を調整する
- サイドバーの Vector にチェックを入れる

- Zone Style を選択し、Zone Style ダイアログを表示させる
- Points タブを選択し、Slice: X=… の Index Skip を右クリックし、Enter Skip を選択する

- Enter Index Skipping ダイアログが表示されます。I-Skip、J-Skip、K-skip に希望する値を入力します。不規則なデータや有限要素データの場合、I-Skip のみが設定の影響を受け、データファイルにリストされたノードと同程度にノードをスキップします。
