更新日: 14/05/14

Record Macro 機能の使用例

多くの解析結果や測定結果に同じ可視化処理 (GUI 操作) を実施する場合、GUI 操作をマクロファイルに記録すると便利です。ここでは Record Macro 機能の使い方をご紹介します。

操作手順

  1. 記録を開始したい状態で、メニューバー Scripting > Record Macro を選択し、マクロファイル (.mcr) 名を指定します。記録中は Auto Redraw が無効になるため、警告画面が表示されます。


    OK ボタンを押して警告画面を閉じると、Macro Recorder 画面が起動します。


  2. 記録したい GUI 操作を開始します。記録中は Auto Redraw が無効です。 例えば Contour 表示にしても、画面は更新されません。
    その場合、サイドメニューにある Redraw All ボタンを押すと画面が更新されます。

  3. 記録したい GUI 操作が終わりましたら、Macro Recorder 画面の Stop Recording ボタンを押します。記録を終了して良いか確認を求められます。


  4. マクロファイルに記録した GUI 操作を再生する場合は、メニューバー Scripting > Play Macro /Script を選択し、1. で作成したマクロファイル (.mcr) を指定します。

 

Macro Recorder 画面オプション

  1. Insert “Pause”
    選択した時点でマクロ再生を一時停止し、指定したテキストを表示します。
    「OK」ボタンを選択すると、マクロ再生は再開します。

    利用例
    Insert “Pause”

  2. Insert “Graphics Off” / Insert “Graphics On”
    “Graphics Off”を選択した時点から、“Graphics On”を選択するまでの表示操作はマクロ再生時に表示されません。

    利用例
    Insert “Graphics Off” / Insert “Graphics On”

  3. Insert “Raw Command”
    選択した時点で、マクロファイルに任意のテキストを挿入できます。
    コメントやマクロコマンドの挿入に利用できます。
    Insert “Raw Command”
Tecplotマクロコマンドの詳細は、下記PDFファイルScripting Guideを参照ください。
{Tecplotインストールフォルダ}\doc\tecplot\tprm.pdf