更新日: 14/05/14

表示状態の保存

表示情報 (ベクトルやコンター表示など) と、データ (座標、変数など) と、保存方法は、次のような関係になっています。保存したい表示設定の数だけレイアウトやスタイルシートを作成します。

Linked Data形式

テキストファイルです。

全フレームの表示情報を保存します。

基本的にデータは、Loader 対象ファイルを相対 PATH、もしくは絶対 PATH で記録します。

対象データが更新された場合 (例:Tecplot 上で変数を追加)、レイアウト保存時に下記 2つのいずれかを選択する必要があります。

  1. layout file に、データを更新した Tecplot 操作 (journaled instructions) を記録する
  2. 更新されたデータを Tecplot binary データ形式ファイル (.plt) で新規保存する

 

Packaged Data 形式

バイナリファイルです。Windows – Linux 間など OS が異なっても利用できます。

全フレームの表示情報と対象データを一つのファイルにまとめて保存します。

ファイルサイズは大きくなりますが、複数の Tecplot を使って作業を継続する場合に、1つのファイルの移動だけで済みます。

layout file(.lay)packaged data file(.lpk)

 

Style Sheet 形式

テキストファイルです。

対象フレーム内の表示情報 (*1) だけを保存します。

対象データの情報は含みませんので、適用の前にデータを Load しておく必要があります。

保存時と異なるデータに適用するとエラーになる場合があります。

いったん読み込んだデータを再利用するので、Load に時間がかかるほど巨大なデータの表示を変更する場合に便利です。

style sheet file(.sty)

(*1) 下記を参照ください。

 

補足

Loader 対象ファイルは

 

詳細は、User’s ManualLayout Files, Layout Package Files, Stylesheets 項を参照ください。