更新日: 16/06/17

EPS データ書き出しにおけるアンチエイリアス設定の影響について

SigmaPlot では、EPS をはじめとする各種ベクトル形式のエクスポートに対応していますが、SigmaPlot の環境設定でアンチエイリアスを有効にするか否かで、書き出されるベクトルデータの内容が異なる場合があります。

SigmaPlot のデフォルトでは、アンチエイリアスが無効になっています。同じデータ、同じバージョンの SigmaPlot を使用しているのに、マシンによって書き出し結果が異なる場合は、アンチエイリアスの設定が同じかどうかをご確認ください。

報告されている例:

棒グラフのバーの輪郭の色を None に指定して輪郭のないバーを作図。

 

Home タブの Graph → Export で、ファイルの種類に EPS を選択して出力。

 

出力された EPS をIllustrator で開いた例。
左は アンチエイリアスを有効にしたとき、右は無効にしたときに書き出したデータ。

アンチエイリアスを有効にして書き出したデータ (左) は、
SigmaPlot での表示と同じく輪郭が表示されません。

アンチエイリアスを無効にして書き出したデータ (右) は、
SigmaPlot では表示されない輪郭が表示されます。