更新日: 15/06/12

地域と言語オプションを変更したときの影響について

Windows のコントロールパネルの「地域 (と言語オプション)」を日本語→英語にしたとき、SigmaPlot に以下の影響があります。

地域の形式を日本語から英語に変更したときの影響

1. 地域を英語にすると日本語のファイル名を読み込めない

地域を日本語から英語に変更すると、これまでファイル名やフォルダに日本語を使用して作成されたファイルは、いずれも読み込むことができなくなります。 (この場合、ファイル名やフォルダ名を半角英数字に書き換えることで 読み込みできるようになります。)

日本語のファイル名やパスが使用されているファイルを開こうとするとした例。
ファイル名やフォルダ名を半角英数に直すと読み込むことができます。

 

2. 地域を英語にすると、日本語のユーザー名では正しく起動しない

SigmaPlot では、Windows にログインするユーザー名に基づくユーザーディレクトリにユーザーデータを格納するフォルダが作成されます。例えば、以下のようなパスになります。

ログインするユーザー名が半角英数なら問題ありませんが、日本語が使用されている場合や、「標準ユーザー」でログインしている場合、地域を日本語から英語に変更すると、ユーザーデータのパスを正しく読み込むことができず、SigmaPlot そのものが正しく起動しません。

日本語のユーザー名でログインしている場合、地域と言語が日本語以外だとユーザーディレクトリのパスを正しく読み込むことができず、上記のようなエラーが出ます。 起動できたとしてもマクロ等を使用することができません。

 

このような場合は、以下の手順でユーザーディレクトリの場所を必ず半角英数になるよう変更する必要があります。