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Deming Regression は、測定誤差を含む 2変数間の直線関係を推定します。 測定誤差を変数毎に定数で指定するか、測定毎に異なる値で指定します。
Deming Regression の解法では、測定誤差はユーザーが指定した母標準偏差を持つ、二変量正規分布 (bivariate normal distribution) に従うと仮定 (assumption) されます。また測定値は独立して抽出され、2変数は互いに独立していると仮定されます。
Deming Regression の主目的は、回帰直線の傾きと切片を求める事です。 回帰直線の式を得ると、抽出された各座標値から正規分布の推定平均を計算できます。他にも誤差評価 (error estimation)、信頼区間 (confidence intervals) と仮説検定 (hypothesis testing) といった統計値がレポート表示されます。
測定誤差の与え方によって、Deming Regression は 2つのタイプに分かれます。 測定値に対して測定誤差が一定値の場合は、Simple Deming Regression となります。 この場合、反復計算無しで解けます。一方、各測定値の誤差が任意の値になる場合は General Deming Regression となります。解法には反復計算が必要です。