更新日: 17/06/21

SigmaPlot のインストール (同時使用ユーザライセンス(SIMUS))

同時使用ユーザライセンス(SIMUS)のインストールの詳細な手順は、インストール CD を挿入した際に表示される Autorun の画面から、 Installation InstructionsNetwork Installation Instructions をご参照ください。

SigmaPlot の同時使用ユーザライセンス(SIMUS)版をご使用いただくには、以下のプロセスが必要となります。

ライセンスサーバ:

クライアント:

 

ライセンスサーバ:

ユーザ登録とライセンスファイルの申請

SigmaPlot の同時使用ユーザライセンス(SIMUS)版を使用するには、ライセンスサーバのマシンに固有な ID (Registration ID) に関連付けられた ライセンスファイル を取得する必要があります。

  1. マシン固有の ID (Registration ID) の生成

    Registration ID は、アプリケーションを実行するコンピュータに固有の指紋のようなものです。使用する PC のハードディスクのシリアルナンバー、イーサネットのアドレス、ホスト名および IP アドレスを元に固有の ID が生成されます。コンピュータを使用するユーザーの個人情報は一切含まれません。

    以下のリンクから RegIDCreator.exe をダウンロードし、ライセンスサーバ上で実行するとマシン固有の ID (Registration ID) を確認できます。

    RegIDCreator.exe (440 KB)



    Registraton ID は PC によってそれぞれ異なりますので、実際に License Manager を稼動させる PC で RegIDCreator.exe を実行し、Registration ID を生成するようお願いいたします。

  2. ユーザー登録フォームによるライセンスファイル取得の手続き

    インターネットブラウザ (Microsoft Internet Explorer 等) を利用して、下記弊社サイトよりライセンス申請を行ってください。その際に、先ほど確認した ID を「Registration ID」の欄にご記入ください
    Systat社製品ライセンスファイル申請フォーム

    License File はご登録いただいた Email アドレスにお送りいたします。

License Manager をライセンスサーバにインストール

  1. SigmaPlot の CD-ROM をライセンスサーバの CD ドライブに挿入します。通常は AutoRun プログラムが起動しますが、もし AutoRun プログラムが起動しない場合には、CD の autoplay.exe を手動で起動して下さい。

    Install SigmaPlot License Manager」をクリックしてインストールを開始します。
    SigmaPlot 12 の Installation ダイアログ

  2. SigmaPlot License Manager インストールウィザードが起動します。
    License Manager Setup ダイアログ
    License Agreement ダイアログ

  3. User Information」のウィンドウで、Organization (所属)と Serial Number を入力して下さい。Serial Number は CD ケースの裏に記載されています。
    User Information ダイアログ
    一部の SigmaPlot 10 パッケージで CD-ROM と外箱に異なるシリアル番号が貼られているものがあります。正しいのは CD-ROM に貼られた9桁の番号です。外箱のシリアル番号は、5桁目の「6」を塗りつぶして9桁に直してください。

  4. Installation Type」のウィンドウで、同時使用ユーザライセンス(SIMUS) の場合は「Network」を選択します。
    Installation Type ダイアログ

  5. Locate License File」のウィンドウで、「Browse」ボタンをクリックして License File を指定します。
    Locate License File ダイアログ
    ライセンスファイル(*.lic)
    Locate License File ダイアログ

  6. License Manager Location」 のウィンドウで、、License Manager をインストールするフォルダを指定します。既定値は です。
    License Manager Location ダイアログ

  7. 必要ならば、「Network Location for Setup Program」のウィンドウで、クライアントのインストールプログラムを配置するフォルダを指定します。不要の場合には空欄のままで構いません。
    このフォルダは、適切なアクセス権を設定した上で共有する必要があります。
    Network Location for Setup Program ダイアログ
    Ready to install SigmaPlot License Manager ダイアログ
    Updating System ダイアログ
    License Manager インストール完了ダイアログ

License Manager の設定(必要な場合)

このセクションでは、

について述べます。

通常、SigmaPlot Network Installer は、License Manager (Sentinel License Manager) をインストールし、License Manager サービスを開始し、ライセンスをインストールしますので、このセクションの作業は必要ありません。

▽ ライセンス状況を確認する方法

  1. Sentinel License Manager は通常 にインストールされます。このディレクトリを開き、WlmAdmin.exe をダブルクリックして下さい。
    C:\Program Files\SSILM8_02 の WlmAdmin.exe

  2. WlmAdmin.exe の左側のペインは Browser View で、ライセンスサーバやスタンドアローンライセンスが表示されてます。同時使用ユーザライセンス(SIMUS)の場合、「Subnet Servers」に License Manager が起動している PC が表示されます。
    WlmAdmin

    1. 前述の 1 で Sentinel License Server をインストールした PC のツリーで展開すると SigmaPlot のライセンスが表示されるはずです。(このとき、Sentinel License Manager がモニタできる他の製品のライセンスが存在する場合には同時に表示されます。)
    2. これらのライセンスは、通常、License Manager のインストールされたディレクトリにある LSERVRC というファイルに保存されています。WlmAdmin.exe の SigmaPlot のライセンスをクリックすると、右側のペインにその詳細(有効期間や現在使用中のライセンス数など)が表示されます。

▽ ライセンスを手動で追加/削除する方法

ライセンスを手動で追加するには次のように操作します。

  1. WlmAdmin.exe の左側のペインより当該するライセンスサーバを右クリックします。
  2. 「Add Feature」→ 「From a File」 と選択します。
  3. ライセンスを LSERVRC ファイルに保存するときは、「To Server and its File」を選択します。(ライセンスを LSERVRC に保存せず、一時的に使用するときは、「To Server」を選択します。)
    削除するライセンスを右クリックし、「Remove License」をクリック

ライセンスを手動で削除するには次のように操作します。

  1. 削除するライセンスを右クリックし、「Remove License」をクリックします。

▽ License Manager サービスを手動で開始/停止する方法

  1. スタートメニュー」 → 「設定」 → 「コントロールパネル」と選択し、「管理ツール」を開きます。
    「管理ツール」

  2. サービス」を起動します。
    「サービス」

  3. Sentinel RMS Developer Kit License Manager」を右クリックし、サービスを停止するには「停止」を選択し、サービスを開始するには「開始」を選択します。
    サービスを停止するには「停止」を選択し、サービスを開始するには「開始」を選択

▽Windows ファイアウォールへの例外登録

  1. Windows XP SP2 などの環境で、Windows ファイアウォールを有効にしている場合は、License Manager サービスのプログラムを、Windows ファイアウォールの例外に登録する必要があります。まず、上記の「手動で開始/停止する方法」に従って、サービスを一度停止します。

  2. サービスに登録されている項目を開き、実行ファイルのパスをコピーします。これを、「スタートメニュー」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を開き、ダブルクォーテーションで囲んでここに貼り付け、さらに オプションを追加して実行します。標準的なインストールでは、実行するコマンドは下記のようになります。


  3. Windows ファイアウォールの警告ウィンドウが開きますので、「ブロックを解除する」をクリックします。


  4. コマンドプロンプトで実行中のコマンドを Control + C キーを押して止め、再度サービスを再開します。

 

クライアント:

SigmaPlot をクライアントコンピュータにインストール

Windows ファイアウォールへの例外登録(必要な場合)

環境変数 (LSHOST, LSFORCEHOST) の設定

クライアント起動時に、ライセンスサーバからライセンスを取得できず、「License Not Found」というエラーメッセージが表示される場合は、環境変数 (LSHOST, LSFORCEHOST) を以下の手順で設定します。

  1. コントロールパネルの「システム」を開きます。
  2. 「詳細設定」のタブの「環境変数」のボタンをクリックします。
  3. 「システム環境変数」「新規」ボタンをクリックします。


  4. 「変数名」LSHOST あるいは LSFORCEHOST と入力し、「変数値」に ライセンスサーバの IP アドレスを入力します。


  5. OK ボタンをクリックして、開いたダイアログをすべて閉じます。