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更新日: 14/04/10

DFT-D3 法

DFT-D3 Methods

通常の DFT 汎関数は、分散力 (dispersion) の相互作用を考慮しないのが普通です。我々は Grimme らによって開発された分散力を補正する新しい手法 (DFT-D3) を実装しました。この新手法の改良で重要なのは、分散係数と半径の切取りを経験的手法にほとんど依らず、両方とも第一原理から計算する点です。分散力には3体項を含めることができます。非共有結合の系の計算に含めてください。

このグラフは、BLYP-D と BLYP-D3 を使用して JSCH-2005 セットにある 124 の核酸ペアの結合エネルギーを基底関数 6-311++G(3df,3pd) で計算した結果を示します。全てのサブセット (H-bond DNA、interstrand および stacked base pairs) において BLYP-D3 の方が BLYP-D に比べて平均絶対誤差 (MSE) の精度が高くなっています。我々は H-bond DNA base pairs で約 35% MAE が下がり、total 124 base pairs の MAE は 0.79 から 0.67 (kcal/mol) に下がっている点に大きく注目します。

 

論文:

記事原文:

Q-Chem 4.0 マニュアル:

 

計算例

 

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