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更新日: 19/08/08

クラスター分析について

クラスター分析では、語の類似性、属性、コーディングといった条件を使って、ソースやノード/ケース間の類似性や差異を視覚化できます。


 

分析の対象

クラスター分析の対象となるアイテムは3種類です。

  1. ソース*
  2. ノード/ケース*
  3. 単語 (頻出語クエリで検索した上位 100 単語まで)
    * 複数を選択する必要があります

 

分類の方法

クラスター分析の分類方法 (クラスター化) には3種類あります


  1. 語の類似性

    →「ソース」の場合:ソース内に含まれる単語を基に、共通する単語が多いものは近くに、そうでないものは離れて配置されます。


    →「ノード」の場合:そのノードでコーディングされている単語を基に、共通する単語が多いものは近くに、そうでないものは離れて配置されます。


  2. コーディングの類似性

    →「ソース」の場合:コーディングされたノードを基に、共通するノードが多いものは近くに、そうでないものは離れて配置されます。


    →「ノード」の場合:コーディングされたソースを基に、共通するソースが多いものは近くに、そうでないものは離れて配置されます。


  3. 属性値の類似性

    →「ソース/ノード」の場合:共通する属性値が多いものは近くに、そうでないものは離れて配置されます。

対象アイテム毎に選択可能な分類方法は以下の通りです。

 

語の類似性 コーディングの類似性 属性値の類似性
ソース
ノード
単語 × × ×

重要:頻出語クエリを使って検索した単語に対しては、「類似性」を基づくクラスター分析を行うことはできません。頻出語クエリの場合は「同一ソース内で頻繁に登場する単語同士は近く、そうでないものは離れて配置されます」。また、正しくクラスター化するためには、複数のソースを選択する必要があります。