LEDA 6.3 のインストール手順 / Windows OS 用

以下の手順は、Windows 7 /64-bit にて動作確認をしています。他の Windows OS でも、同様の手順となります。

C++ コンパイラーは、Microsoft Visual Studio 2010 Express /msc10 を使用しています。Visual Studio 2010 Express は、通常は 32-bit モードで動作しますので、LEDA 6.3 も 32-bit のモジュールを用いました。

Visual Studio 2010 Express を 64-bit モードに切り替えるのは技術的には可能です。その場合は、LEDA 6.3 の 64-bit のモジュールを使用できます。Visual Studio 2010 Express の 64-bit モードについては、Microsoft 社の情報や市販書籍などをご参照ください。

 

1) LEDA 6.3 (32-bitモード) をインストールする

 

2) LEDA 6.3 を使用する準備をする

 

3) 「make_demo.bat」を実行する

  1. BAT ファイルを実行すると、次のメッセージが現れる
    (press ENTER)  for "Make ALL Demos"
    (press Ctrl-C) for "Make Each Demo"
    続行するには何かキーを押してください . . . 

    "Ctrl" + "C" キーを押して、BAT ジョブを終了して下さい。

  2. サンプルが 20 個のフォルダーに分類されています。以下のようにして、各フォルダー毎にコンパイルして下さい。必要なフォルダーについてのみコンパイルして下さい。
    % cd demo/d2_geo
    % nmake
     
    --> demo/d2_geo/Makelst ファイルに含まれる 17個のソース・コードがコンパイルされます。

  3. また、次のようにして、ソース・コードを1つづつコンパイルすることが出来ます。
    % cd demo/d2_geo
    % nmake jordan_demo.exe

    --> demo/d2_geo/jordan_demo.cpp のソース・コードがコンパイルされます。
       jordan_demo.cpp は、Makelst ファイルに含まれている必要はありません。

  4. demo/ フォルダー以下にある 100 個近くの多くのサンプルを全てコンパイルする時は、以下を実行して下さい。
    % cd <LEDA_ROOT>
    % make_demo.bat
        
    --> 次のメッセージが現れるので、"ENTER" キーを押して下さい
    (press ENTER)  for "Make ALL Demos"
    (press Ctrl-C) for "Make Each Demo"
    続行するには何かキーを押してください . . .

    make_demo.bat を繰り返し実行しても、問題はありません。既にコンパイルされたモジュールはスキップされます。

 

4) グラフ・アルゴリズム・デモの動作を確認する