データ抽出コマンドによるデータファイルの扱いについて(3.x, 4.x / Win, Mac)

  1. カレイダグラフのプロットファイル (*.QPC) には、プロットを作成したデータが格納されており、プロットデータ抽出 を行うことにより、作成したデータウィンドウが表示されます。
  2. データウィンドウ名には、タイムスタンプがつきます。このタイムスタンプは、「プロット」保存時の日時です。
    「プロット」保存時の日時が表記されたデータウィンドウ

  3. データに変更を加える場合は、このデータシートに修正を加え、プロットプロット更新 してから「プロットファイル」を保存します。



  4. この時点で、プロット保存時のタイムスタンプでデータシートが「プロットファイル」に格納されています。

  5. ひきつづきデータに変更を加える場合は、タイムスタンプが表示されているデータシートを保存せずに閉じてください。



    この時点で、このデータシートを閉じた時間のタイムスタンプがプロットファイルに記憶されています。(格納されているデータはプロット保存時の時間です。)

  6. プロットデータ抽出 を選択すると、データシートを閉じた時点のタイムスタンプでデータウィンドウが表示されます。



  7. データの修正、プロット更新を行ったのち、

    プロットファイル」を保存します。(プロットファイルのデータは、保存時間のタイムスタンプで更新されます。)




  8. プロットとデータウィンドウを閉じてから、もう一度同じファイルを開き、プロットデータ抽出 を実行すると、保存時のタイムスタンプで表示されます。

このように、プロットファイル (*.QPC) を保存することによって、プロットファイルに格納されているデータを管理すると、データ保存における混乱を避けることができます。