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Q. Waterfall プロットの 1点 1点に任意の色を指定することはできますか?
A. f(z) を使用することで、1点ずつに任意のカラーを指定することが可能です。
例えば、10ポイント 5列(計 50ポイント)の Waterfall プロットの場合、50 ポイント 3列のカラーウェーブを作成します。
3列のカラーウェーブの各列は、RGB の各色に対応しており、16 bit 整数(0~65535)で指定する必要があります。
f(z) の指定は、グラフメニュー>トレースアピアランスの修正>f(z) ボタンと操作し、f(z) を設定ウィンドウの「カラーモード」のリストで「3列のカラーウェーブ」を指定します。(※1)
ただし、v5.x~v6.0 までの IGOR Pro では、Waterfall プロットに対して、適切なカラーウェーブが「Z ウェーブ」のリストに表示されない不具合があるため、f(z) を指定ウィンドウから設定できません。
次のように ModifyGraph コマンド(※2・3 )を直接入力する必要があります。
//v5.x ModifyGraph zColor(jack)={jackcolor,*,*,directRGB} // v6.0x ModifyGraph zColor(jack)={jackcolor,*,*,directRGB,0}
ここで、jack
は Waterfall に表示されているデータのウェーブ、Jackcolor
は 3列のカラーテーブルのためのウェーブです。
もし、Waterfall に表示しているウェーブが aaa
という名称で、これに対応するカラーテーブルのウェーブが bbb
の場合は、次のようになります。
//v5.x ModifyGraph zColor(aaa)={bbb,*,*,directRGB} //v6.0x ModifyGraph zColor(aaa)={bbb,*,*,directRGB,0}
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ModifyGraph コマンドの詳細は、ヘルプの ModifyGraph for Traces の項をご参照ください。
※1 :この操作の詳細は「f(z)によるカラー指定」もご参照ください。 ※2 :最後の引数はカラーテーブルを反転させるかどうかのフラグで、v6の新機能ですが、directRGB を指定した場合は無視されます。また、省略も可能です。 ※3 :v4以前では動作を確認していません。 |