物質と熱の輸送

  1. 流体の初期成分を入力します。Inlet 流体にも同じ内容を入力します。反応間隔の終了時間を2つまで設定します。


  2. ドメインのサイズと離散化を選択します。境界のひとつを通り抜ける流出量、または、ドメイン間の水頭ポテンシャル落差を指定します。


  3. 間隙率、浸透率、拡散係数、分散度など、物質輸送に影響する媒質特性を設定します。


  4. 移流、分散、拡散の例。


  5. この実行例では、間隙率 (Porosity) がガウス分布に従ってランダムに変化するよう設定します。熱伝導率と内部熱源は縦と横の分散度で空間的に変化させることができます。浸透性は間隙率で変化するよう設定します。


  6. 均一または不均一の媒質特性の例。


  7. Config > Dual porosity (二重孔隙) を選択します。停滞域の形状、サイズ、拡散特性を選択します。帯水層のボリュームは半自由流動、半停滞です。


  8. 二重孔隙効果の例。


  9. Initial と Inlet 流体の温度を設定します。多孔質媒体の熱伝導率はモデルの熱伝導に設定できます。流体と岩石(鉱物) の熱容量を設定して地下水移流による熱伝導をシミュレーションします。


  10. 移流と伝導による熱輸送の例。