反応経路

  1. 水-岩石相互作用をモデル化します。Basis ペインに流体の初期成分を入力したら、Reactants ペインに移り、反応経路を作成します。add > Simple > Mineral を選択し、カリ長石 (K-feldspar) 400mg を滴定します。


  2. 最初は不飽和のカリ長石 (K-feldspar) を流体に加えると溶解します。カリ長石が平衡になるまで新規鉱物が現れ、溶液中に堆積します。


  3. 流体混合のシミュレーション。Basis ペインで一つの流体を定義して Run で実行します。 "Pickup" で結果を抽出し、別の流体と混合する Reactant として使用します。


  4. バライトはいずれの流体でも端成分では大きくあらわれません。しかし、混合によってこの鉱物は相当量沈殿します。


  5. ポリサーマル反応の例。"+" ボタンをクリックしてポリサーマルの実行を設定します。始まりと終わりの温度を選択します。初期の系と反応物質について異なる温度を設定することも可能です。


  6. ここで、アルバイト (Albite) は高温では微斜長石 (Microcline) より安定しています。しかし、系の温度が下がるにしたがって、アルバイトは溶解し、微斜長石は沈殿します。


  7. Reactants ペインに移り、pH が 4~12 の間で変動するよう設定します。


  8. pH 経路の変動で、pH の関数としての収着反応の強度が示されます。


  9. 化学種別ダイアグラムの例。U4+ は自由イオンとして存在し、OH- と Cl- と結びつき錯体を形成します。変動 pH 経路を使用すると、化学種別のダイアグラムを作成できます。